No.109

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船12
No.109
•まず海軍さんが用意したのは対空武装商船の山から【第三艦隊の装備】
神さまがお召しあげした防空基幹船から陸軍との協同艦隊を考えてみる,対空兵器を集中配備した輸送船の事であり,開戦時に8隻が準備されたが武装強化された船が増えたりして,大戦中期までには一般の輸送船と区別されなくなった

商船の自衛武装のため日本陸軍は陸軍徴用船に乗船して自衛火器を操作する部隊として,開戦時点で2個の船舶高射砲連隊を編成し計440門の火砲を配備していた,しかし装備火砲のうち航空機に対抗するための高射砲は48門しかなく,気持ちだけ何か持っている神主な状態でもあった,そこで対空火器を一部の輸送船に集中配備して,輸送船で他の輸送船を護衛させるという戦術で,選ばれたのは優秀船が中心であるが「ありぞな丸」のような旧式船も混じっており,分散使用を前提に同型船の無い単品の船が選ばれる傾向もあり,しかも船砲隊が臨時に布陣する流動的な方式だった,そのため砲座などの設備も木材などでできた簡易なもので,艦船ではなく昔の衝角あるガレー船の頃からの水兵と海兵みたく,軍属の民間船員に戦闘担当として同乗していた

最初の上陸作戦を終えた後の防空基幹船は,必ずしも上陸戦に投入されたわけでもなく何故か分散使用されていて,日本の癖で神さまがお召しあげをしたのか,呼び名すらいつの間にか無くなっている,ジャワ島上陸時(1942年3月)には,名前の無いまま実質的に,防空基幹船に相当する高射砲6門装備の輸送船2隻と,これに準ずる高射砲4門装備船7隻が復活して追加されている,そして1942年8月以降のガダルカナル島の戦いでは,強行輸送船団の陸軍輸送船全てに2-8門の高射砲が装備されており,特定船への集中配備という戦術は消えていた,ただしこれでも任務に支障をきたして結局駆逐艦や潜水艦による輸送に切り替えている

この現実を踏まえた上でそれでも,ここに防空基幹船として更に重武装した核を用意する,船体の大きさに高射砲の追加が限界ならば機関砲から機銃まで数を並べて,商船隊全体が持っている高射砲の網と核により2重にする目的とにより,船団全体の回避率が上がれば善しとしておく,歴史的には陸軍が自前でやっていたのですが,陸軍の作戦に協同する専門の艦隊装備として,自前で商船を徴発して船砲隊まで乗り込ませている陸軍に,応援として潜り込んで一緒に輸送する,それ以外の民間船や海軍徴用船に関しては陸軍船砲隊ではなく,海軍所属の警戒隊が乗船して同種の任務に就いていたので
これはすぐにやれる事ではないかなと

No.110

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船13
No.110
•とはいえ輸送任務は命中しない駆逐艦ですら痛く沈められたので(上)【第三艦隊の装備】
大西洋から本国周辺まで物資の補給に死に物狂いだった英国を参考にしてみると

イギリス軍はCAMシップ射出のみ1機(ハリケーン)x35隻
CAMシップでハリケーンが射出出来るならばゼロ戦でも出来て,これは参考になり,わが国でも試作船があって神さまは信濃みたく宗教戦で使っていたのではと,航続距離2200kmのゼロ戦ならば周辺の空港への帰還は,大西洋とも地形的に条件が違うのもあって容易でもあり,事実後期には改造商船ではなく正規空母で,小沢治三郎艦隊から航空戦艦部隊まで完全に同じコンセプトで戦っていたりもします

MACシップ4機(ソードフィッシュ)x19隻
これを発展させたMACシップは逆に商船の改造で無理に帰還できるようにして,繰り返し搭載機を使用可能にしたが,搭載機はソードフィッシュのみになり効果はかなり危うい感じにも,ただし長距離爆撃機のみでの大西洋ならば低空で複葉機が迎え撃つことは可能で,理屈として船団の脅威を潜水艦のみにしてしまえた,ただしアメリカが相手だと長距離爆撃機のみでは日本船団を襲わないのではとも,それでも本土のB-29爆撃とは別に,お小遣い稼ぎ感覚でよく機銃掃射をされたりした国内の住民の話はあるので,これを防ぐ目的で複葉機すら含めた旧式機を活用する理屈にはなります,ソロモンでも補給に関しては,主要な島だけでなくかなり小さな島にも,淡々と丸腰商船は沈められながら運び続けていたので,ここでは相手もそう編隊では襲っていない,ポートモレスビーやその後の航空消耗戦みたく,航空戦として歴史にない散発的な小競り合い感覚で,一方的に細い所への補給もやられているので

護衛空母20機→30~40機x40隻をアメリカからと自前で6隻
日本も護衛空母は6隻で同じレベル,艦隊決戦の補助として他国のものより作り込んではいるが,速度で空母とは隊列が組めず搭載機数でも劣る,内身をつけただけとも,南方では何故か護衛せず,フィリピン以北から急に船団護衛を始めたのも,警察官がアルマーニを着てフェラガモを履くみたく真似をする作戦か
既にこちらは沈められ過ぎていてあちらは楽々運んでいる
くっつけば何とかなる
何か伝染するか?みたいな
特に戦後の一時期ニッポンが欧米から嫌われた理由でもあるので,船内でアメリカの歌うたいながら輸送する船とかも,理屈を知れば忍者や神主あたりはやらせそうな感じはします,正規空母での戦いに負けた暇に任せての任務としては,相手は同型艦が100隻以上あるのに対して6隻しかないならば,この手の仕事をしていたのも頷けたりもします,陸づたいの飛行場が確保できるのならば,敢えてここでは勝負しないやり方も

No.111

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No.111
•とはいえ輸送任務は命中しない駆逐艦ですら痛く沈められたので(下)【第三艦隊】

局地戦闘機でも意外に航続距離があってメリハリに失敗していたりもするのですが,防空基幹船でもジャンルの創設時には迷いがあって,高射砲4機関砲7野砲1の計画は通商破壊する武装商船に近いもので,それを現場が水平射撃可能な高射砲6門と機関砲8または10門になっている,ここもメリハリつけれないか,空から水上から海中から,どれが今の船団にヤバいかで,固定装備ではなくガレー船の海兵みたく乗り込む移動式ならば,水平射撃を減らして生産のリソースから対空砲門数を多くしたり,敵に応じて柔軟な対応も節約効果を得ながら可能に,

輸送船に関する日米の方針の違いも個性が出てて,リバティシップの良さと弱さと,日本式の重武装化との比較になります,拡張性から始まって,機能を落としてネットワーク化して全体的には優位になる,そのワザと要塞向け仕様の水平高射砲などを載せる重武装による回避率の作り方も,戦艦から何から実はアメリカの方が対空機銃などの量は凄まじくて,多めにしてはいるが内実は堅さの基本は体術頼みだったりも,だから与えられた予算やリソースを護衛空母に全てではなく,敵も規模にメリハリあるのでどの海域での警備に使うかも考えて,CAMシップかMACシップも計算に入れる,この3つでどれだけコストが安く変わるかと,あとは日本の少ない造船所に戦闘力の低い色モノを作る余裕があるかで考えるのではとも

揺れているフネからは訓練ないと当たらないか?,丸腰商船に対空兵器の隊が乗船していたら,甲板に航海中ずっと上がってもらって,もし敵機が来たら上陸前に一仕事してもらう,その為に弾薬だけは船舶兵の方から余分に出しておくとか,沈めばいなくなる陸戦用の高射砲から機関砲までなのですから,それならいっその事フネの上から働きに働く,すると更にリソースは浮くような気もします

No.112

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船14
No.112
•商船の船体を活かした機銃の運用で(上)【第三艦隊の装備】
改造商船しか持ってこないと陸軍さんから不満も出ているが,実はアメリカ海兵隊も装備としてはあまり感覚的には変わらない
「トムキャットとエイブラムスを何故貰えないのか」
「州兵にまで与えておきながら」と

話を戻してみると,フネの防空に関して特に機銃で考えると分かりやすいが,戦艦のあちこちに配置はされているが,現実問題として自分の受け持ちの空域や方角以外は無視して集中をする,たまに横のを撃ち落とす結果オーライはあるかも知れないが,これに夢中になっている間に,自分の受け持ちから侵入されで爆弾や魚雷を貰ったら,責任としてはアウトで戦犯扱いにされかねない,なので実は戦艦と艦攻艦爆は,受け持ちの機銃係が代表するサシの距離の詰め合いに近いものがあるのではと

これを輸送のみの目的なので船体だけは大きく取れる民間輸送船に,戦闘艦ですら主砲副砲は射撃のたびに反動で船体が揺れる制約のなか,最大限装備できるように設計しているのですが,同じ理由で高射砲も商船の船体にはあまり多くを配置しても負担が掛かるのではと,無ければ高射砲でも試したら効果は倍加するのですが,まず負担の無い機銃からサシではないように工夫できないか考えてみる,戦闘艦の方は機銃が下手くそで当たらなくても,艦長の操船で爆弾も魚雷もかなり日本軍は回避しているみたいですが,機敏な転舵の出来ない輸送船になるとこのローテク日本は使えないので,別の工夫を陸軍との協同作戦専門の艦隊に用意してみようかなと

No.113

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No.113
•商船の船体を活かした機銃の運用で(中)【第三艦隊】

単純にコンセプトとしては機銃の数をやたら多くしておき,この中で担当空域の調整をして,離れた違う角度から複数の機銃が狙うように設計し,それをまた違う角度では違う複数の機銃が担当する,ゲームっぽくて申し訳ないとは思うのですが

感覚的には城の掛け矢を複数とる発想から,陸軍さんでも点在して隠れた位置から一点に火砲を集めるやり方,ゼロ戦でも前方何mで左右の機銃の弾道はクロスするようになっていたりする,この辺りの命中率から数的優位を作る工夫で,商船で商船を守る無理な設定に少しでも有利な要素をと,
真っ平らの甲板と
タンカーみたいな形と
機銃の位置をバラつかす為の高射砲塔林立みたいな変テコタイプと
あとは角度のバラつきと全方位への効率とで決まるのではと,この上部構造の形でも命中率のあがる工夫ができたらとも,これは安くつく凸凹を作るだけの話なので,高射砲から機関砲から台座から木の即席ですむ,ガレー船に乗り込む海兵スタイルなのも,リソースは艦隊決戦から割けないなかでは有難い

ちなみにアメリカ軍機は12.7mmx6で火線を交錯させて命中率を上げているが,日本のゼロ戦は,
20mmx2でクロスと
7mmだったっけがx2のクロスと
それぞれ別にあって,使いづらさとして批判もされている,開戦初期から米軍は6集めて日本軍は2で当てているので技量の参考にとも,この火線の交錯が遠近1つずつある事も,何かベテラン操縦士には戦技の工夫の仕組みになったとか,それすら無いのならばサムライが刀の大小を差すのを真似て力を貰っていたとも

No.114

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No.114
•商船の船体を活かした機銃の運用で(下)【第三艦隊】

ただvs船舶に関しては,突っ込んでくる艦攻艦爆からは火点が2つも3つも関係ない話ではあるのですが,機銃の運用で何とか段差をつけれたら,重武装化の基幹船とさらに違う防空を用意出来て,城の二の丸三の丸みたいな,船団全体の堅さに関わるのと,実際の撃墜の為に守る側には必要な事でもあるので,編隊で50機とか来襲したら無理な話ではあるのですが,それは空母や戦艦でも苦労するもので,もっと5機ほどでやって来ては,あっさり沈められていく位の無防備さからは改善されたらいいなとも 

受け持って沈められ散って行った船砲隊には表現が失礼かなとも思うのですが,この工夫で助かる確率があがったり,撃墜率があがったりする手柄も,また船砲隊の仕事にもなるので効果があればその辺りは御容赦をとも,少し弾の消費が早くなり過ぎるかも知れないのですが,デメリットはこの位なのではとも

船砲隊が既に高射砲と機関砲で乗り込む通常の輸送船と,
防空基幹船と(すると普通の輸送船には対艦対潜の砲門も少し割り当てたり)
そして新考案の命中率機関砲船と
この3種類くらいあれば改造商船は何とか形になるかなとも,遠間からの魚雷に切り替えられたり,少なくともスキップボミングは爆雷で水の壁作ったら,爆弾のバウンドは手前で止まるのではと,あとは板みたいなのを投げつけるとか

No.115

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船15
No.115
•機銃を海軍は固定式で商船に(上)【第三艦隊の装備】
a.普通の輸送船にもキチンと船舶兵が高射砲を持って乗り込み
b.それに加えて防空基幹船で核も作る
この船団2段構えが太平洋戦争でのやり方だったのですが,海軍として陸軍との協同作戦専門艦隊を用意するのですから,同じものでは×で
c.機銃をサシにしないもう一つの防空船構想も船舶兵の持ち込みでやれてしまう
これはこれで陸軍もサボらないとは思うのですが,海軍としてはらしさで差を見せねば協同作戦専門と言えずに,「自分で出来るから予算貰う方がいい」と文句を言われてしまう,なのでコンセプトは同じでも,台座と機銃や高射砲を船体に固定させて命中率を更に上げたものを

補給船は陸海ともに自分の必要あって同じですが,兵員輸送船の分が浮くぶん海軍としてカネかけて固定装備化して戦闘力をあげた,同じ兵装同じコンセプトの防空船2種を輸送船団に混ぜる形でまず協同作戦に貢献する,するとabcの3段構えに更に固定装備化した命中率船も船団の中に紛れ込んで,協同作戦専門の援軍として核の仕事をする,
とにかくフネには航空機の方が有利で
かつ味方の戦闘機には不足し
さらに第三艦隊の主力艦艇では戦艦は追い払えても,敵戦闘機の物量には対応出来ないので,実は輸送船団全体の堅さをあげて輸送船が対空戦を担えるようになる事は,協同作戦で陸軍の都合を満足させる兵站を提供する海軍としても至上命題になる,戦史としては全輸送船に船舶兵を防空基幹船並みに配置しても無理だと判断され,駆逐艦と潜水艦での物資輸送を強いられているので,個々の船の対空能力だけでなく,船団全体で何段にも構えて堅さをあげておくなど,やれるだけの工夫はしておく

陸軍の防空基幹船と2種類になって更に命中率は上がるのでは,全てを船舶の固定装備にする必要もなく,陸軍船舶兵と同じ役割の海軍警備隊が,やはり丸腰の海軍所属の徴発船には各種の砲を持ち込んで乗船するので,この辺りは予算と命中率の効果を考えて融通無碍に,陸との協同作戦専門の部隊で,助っ人には高い命中率が求められるのですから船団に紛れ込む海軍防空船は,多少張り込む必要はあるかもと,武器も警備隊ならば陸戦兵器を供給してもらう立場ですが,船舶を改造した据付型ならば,専用の対空機銃は各cm何段階にも揃っているので,大和には全てありそうですが商船には全ては渡して貰えない,連装数とかで工夫するとか

No.116

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No.116
•機銃を海軍は固定式で商船に(下)【第三艦隊】

アメリカとの戦争では7000隻も沈められている輸送船の話でもあるので,必要以上の期待はせずに,防空を完璧にしてこれで勝ちにするのではなく,無駄には見えるが第一艦隊第二艦隊ナシである程度保たせれるようにすると,相手も其方との決戦に備えてのにらみ合いもしつつなので,輸送船団の被害は少なくなるのではと,ここを徴発船での輸送作戦で乗り切れれば海軍には駆逐艦がまだ残り,陸軍にはもう少し物資の補給と兵員の補充が前線に行きとどく,極論したら食べ物さえ3食必ず送れたらかなり日本兵の戦闘力は変わってくるので,この変化を起こせたのならば,さらに輸送船団を狙うのは二の次になる

輸送船でダメなのに駆逐艦での輸送は続けれた理由の一つに,戦闘艦艇としての装甲や兵装または機敏さや速力などの堅さで,航空機などの攻撃が命中しなかったからならば,徴発した民間船では無理があるのですが,工夫として何段にも防空コンセプトを構えて,「船団全体」で駆逐艦並みの当たらなさを代替出来れば,もう少し輸送任務に耐えれるようになるのではと,防空基幹船を開戦初期だけ使用して神さまはお召し上げをしている位なので,やり方の一つにはなりそうな気もしています

No.117

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船16
No.117
•至近距離の機銃は相手が持っても此方が有利になる(上)【第三艦隊の装備】
今回は形而上的な意味も含めた理屈の整理整頓になります,まず南方の地上基地や本土の都市への空襲では,アメリカの空母から100機以上一気にやって来るのですが,空母vs空母の時は何波も襲来はするが1回は20機ほど,動く相手への艦載機での攻撃イメージは空襲とはかなり変わる,例外なのは大和最期に群がるの米軍機300機くらいで,こうやって機動部隊同士で忙しく海戦を繰り返しているのですから,輸送船の部隊へ飛んでくるのは手の回らない中で工面した少ない数機だとすると,船団全体で堅めるとその数機では案外当たらない,まあアメリカはストックが10万機もあった国なので,単純に最前線に人員と機材の物量を持ってこればよいだけですが,それでも今の前提ではこの数機を当たらなくする為に短い機銃も沢山用意する

船団全体でみてハリネズミみたくしてしかも「違い」で二の丸三の丸みたく構えて,単純な殻みたいな構造より,隔壁ある船体の堅さを輸送船団全体で表現して数機の来襲から損害を避けるのですが,攻撃側だって届くのは僅かな航空機でも,基地にはもっと充実して航空機から対空兵装から他の艦船から揃っている,だから敵機数機でもないのに密度の勝負を仕掛けて大丈夫か,同じ理屈を使われた場合アッサリ負けないかという疑問に対しては

確かに揃っていると命中率はあがり,それはアメリカの方がはるかに物量で勝るのですが,
数vs数の勝負だけでなく
密度vs密度の要素も加えて
さらにお互いに届くものと届かないものに分けると,日本側の機銃10とアメリカ側の機銃10とでは効果は全然変わり,そう悲観的に否定する必要はない,それでもアメリカ側は物量に任せて機銃なら100くらい平気で,此方は航空戦艦改造計画でようやく発想し,だが実際は減らしてでも対空兵装充実を謳ったものですが,彼方は戦艦に当たり前に日本が計画した100挺を備えていたりもします,それを基地に揃えて土台としてアメリカ航空機は来襲するのですが,日本側の主力艦隊が控えていると,この届かない機銃たちすら其方に振り向ける必要があってなおさら届かない,この隙に食料から部隊から前線の島々に送れないかと考えたものです

No.118

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No.118
•至近距離の機銃は相手が持っても此方が有利になる(中)【第三艦隊】
そして射程の特に短い機銃を「敵の弾が当たらない」為に使うならば,艦隊決戦の部隊と違い
撃墜の必要性(可能性かな)が薄い?のと
船体に余裕があるのと
コストが安いのとで
同じ目的でももっと確実に撃墜出来る高性能なもので揃える,第一艦隊第二艦隊より(仮)第三艦隊へ優先的な配備をする,すると陸軍船舶兵の方が色々持ち込んでフネに乗り込んだとも,「海軍にはアレ(珍兵器)を渡せ」と同じ仕事の警備隊へのアイデアもあるとか,以前に書いたのですが,当時の日本は意外にも工作機械の方が不足していて,旧式の銃器なども小さいものは大して変わらないと言えば変わらないので,数を間に合わす為にダラダラ作り続けていたりもする,日露戦争での主力だった三式歩兵銃を1945年に終結する戦いでも,未だに生産していた神話はここから来ていたりもするのですが,輸送船での追い払う確率用ならば何かあるみたい,この辺りは艦隊決戦とは雰囲気も違い
貰えるリソースも違うので参考までにと

細い島々へも船団で,全体で堅さを作って輸送船団の対空網を頼りにする作戦なので,地域の核となる基地まではこれで届けるが,ここから各進駐部隊へ分配する際はどうするか,ここを量も少ないからと効率追って単船でやると沈められるのですが,出先3箇所に単船3隻で一度に送りだすのではなく,間隔を空ける代わりに船団全体で3回に分けて輸送する,
つまり手間が三倍になり
期間も三倍になり
使う船はそれ以上になるが
次にくる日が3倍ぶん先になるのですから,その分船団全体の積載量でその間の必要物資を満載して輸送する,燃料と交戦時の弾薬消費はキツくなりますが,フネ自体は改造商船がほとんどなので,艦隊決戦へのリソース負担は軽めといえば軽く,それでいて陸軍への供給は達成されるならば,此方への戦闘も敵は必要になり
全体的な浪費は少なくなるのではと,これだと細い島々への補給を狙った哨戒機のつまみ食いは無理になるのでは

最後に同じ理屈を使われて相手の輸送船団もさらに強くなるのではと,護衛空母がわんさかいる彼方の動きを気にする人もいるにはいますが
日本側は片端から輸送船団を沈められ
アメリカ船団はお気楽に運んでいる
これが常識でもあるので,相手に使われてもまだ此方は攻撃すら届かなくて沈めれもしていない,そんな段階で気にする必要はない,追跡しているネタで意外にアメリカ船を沈めている情報もあるにはあるのですが,命題としては確実に陸軍へ物資と兵員を届けるのが先になります,もし呂号や波号で米船団を襲っていたのならば,ただでさえ護衛空母からの対潜哨戒機で苦労している上に,堅さとデコイ艇で難しくなる,確かに無駄死にが多くはなりそうです

No.119

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No.119
•至近距離の機銃は相手が持っても此方が有利になる(下)【第三艦隊】
ただし基本的にはこのプランでは対空兵装の話が多く,アメリカ船団には護衛空母が戦闘機でやっているので,日本側の攻撃は空からは望めない,なので船団全体のアイデアも向こうにはあまり魅力はなかったりもしたりします,しかも輸送船を狙う敵の航空機から潜水艦まで,此方は可能性で追い払うのがせいぜいで,向こうは防御戦なのに確実に仕留めてくる,ならば真似されてもいいから遠慮なく採用して表に出して,かつ呂号や波号は被害次第では別の作戦に割り振るかも知れません,これだと相互の陸軍への補充が充実し,ここで決戦する形になる

史実をみても腹を空かした日本兵と最低限食料は用意した日本兵と,ニューギニアで豪軍に味方が餓死する中で順番に幽鬼みたくフラフラと出現しては,ハンティングさせての時間稼ぎが限界だったのと,手榴弾39万2304発、ロケット弾2万359発、機関銃弾3000万発弱も撃たせておきながら,初日182,000名から次々に増援してもその39%を損耗させた,食料は確実に用意できていた沖縄戦と,キルレシオの危ない違いは証明されてもいて,日本陸軍もガダルカナル島などの南方で勝負は可能になります,
つまり隠して海軍の潜水艦による補給網を寸断し合うか,
船団防御を互いに使わしてベストな陸軍同士での戦闘かを考えると
あとはどちらを選択するか,持ち帰ってお宮の防御にしようも神主さんは敢えて前者にしかねないが,ここからは大本営や政権が戦争のどこで勝負するかの話になる,呂号と波号の戦果が南方での戦いに貢献していたら大損になるので,決めつけずにここを勉強してから更に考えてみようと思います

No.120

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船
No.120
•閉塞船と機雷戦で閉じ込めてしまう(上)【第三艦隊の装備】
意外に陸軍さんとともに主力艦隊とは関係なく,どこまでも先へ先へと行きそうな第三艦隊,しかしアメリカ海兵隊とは違い,リソースを節約しきってドクトリンとともに新設したものなので
雷撃専門に改装した旗艦の軽巡洋艦には砲はなく
駆逐艦での艦砲射撃しか上陸作戦での援護能力はないので
要塞化した港の包囲でもこれは活用されそうな,閉じ込めてしまえば後は安全な隣の港に陸軍の加納砲を降ろして,手柄は彼らのものになる,レパルスやプリンスオブウェールズを沈めている一式陸攻をナシに考えても,海軍からの協同作戦部隊としてはアリかなとも

南方ではアメリカの港に行けた試しはなく旅順港でやってみただけだが,使うフネの安上がりを考えると地理的な条件次第では,陸軍を待たずに敵艦艇封じ込めの仮留めはしてしまえる,第三艦隊の軽巡洋艦と駆逐艦の雷装では閉じ込めれないが,主力艦隊が睨んでいるなかでの輸送作戦の一環として,これらの敵艦はスキあれば狙ってくるので,ただし艦隊決戦へのおこぼれを要求する任務は,陸軍との協同作戦中なのでリソース配分としてやるかやらないかは別にして,なかなかフネ一隻を港の入口に沈めただけでは航路は塞げないのも確かですが,部隊と戦術の配置は第三艦隊担当になるのではとも思えたりします

No.121

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No.121
•閉塞船と機雷戦で閉じ込めてしまう(下)
戦列艦時代の欧州ではこれを封鎖艦といって小型や旧式の単艦を,敵港のそばにウロウロさせて出航の邪魔をしていた,強いフネいる大きな港ではこんな事は無理なのですが,弱い方の主力艦隊は決戦に大わらわなので,地方の軍港や民間港は放ったらかしになる,仮留めにして「いない事」にする発想だったのですが,植民地への補給路とか民間港にしか効果はなく,軍艦を封じ込めるより通商破壊戦の走りとしてや籠城への兵糧攻めに近い,するとやはり自ら沈んで航路を塞ぐやり方しかないかなとも
※フリゲートが戦列艦時代のこの仕事のはずなのですが封鎖艦という別の単語でも見かけたので,もう少し調べてから文章は整理整頓しようかと考えています

機雷は攻め込まれた時の日本近海で使うかも知れない,こちらにはもう船はないし,慣れさせない為に隠さずにもし攻勢時に使用許可が出るのならば,閉塞船と一緒に攻め込んで敷設して帰る案もあるみたいですが,そんな短時間に出来るかから調べる必要と,閉塞後の港にはサルベージ用の設備は無さそうだが掃海具はあるような,すると撤去されてしまう,安上がりとは言ってもそれは戦闘艦艇と比べての話なだけで,何回も繰り返すには実は沈める船体の大きな民間船だって,当時の日本には貴重なものなので多少躊躇いは出てくる

結局史実みたく負けたら7000隻沈められるならば,思い切って張り込んではとも議論は出ているみたいではあるのですが,ただし装備として
それとも予算なく戦術の机上訓練として持っておくと
または練習部隊として予備役あたりに1隻2隻置いて
兵員に慣れさせておくと第三艦隊には,vs大型艦艇への武器を一つオリジナルで所有することになるので,使う以前の輸送作戦中の御守りにはなって堅さの足しにもなりそうです,実戦で働けて閉塞に成功してしまうと喧伝から喝采浴びる存在にはなりそうですが,そこまでは要求せずとも装備としての役割はありそうです

🎎🎏レガシー軍事論

🎎🎏太平洋戦争 第三艦隊
No.
•艦砲射撃専門の軽巡か駆逐艦

巡洋戦艦を活用しろと言われて,艦隊決戦の時に安く最新鋭の主砲並みのぶんぶん丸を後ろ2艦にして,嵩まして砲撃戦を制するプランを提示したが,日本海軍は秘匿をしていて,実は未だに巡洋戦艦を好む
スピード重視の攻撃は最大の防御という思想と
装甲厚のコストで相手の方が余裕ある建艦競争ナシで勝負出来るのと
なので空きがでたので,巡洋戦艦というものは速度も速いが特長になるのですが,ここから下の艦級はだいたい40ノット皆出せるので,これは一つ端折ってみて
「装甲はないが同級の相手と比較して主砲は強力」という
コンセプトのみ移動させてみたら,第三艦隊が陸軍から艦砲射撃用のフネを欲しがってるのを思いだす
速さでいきなり行って壊す爆撃機の爆弾は小さく少な目で
勝ってからの処分以外には陸兵の重砲も遅く届かないし,補給のし合いで負けているので動けない

つまり島を巡っての決戦で相手の補給を断つスキに追い出してしまえば,劣勢でも拮抗している状態ならば島々は奪えてしまう,その為に島にある敵の滑走路を戦闘より先に壊す,敵の空港や補給拠点の破壊にはどうしても必要になる

まあ戦艦でやって滑走路を火の海にしたものの1日で復旧された作戦でもあるのですが,目的を達成するには,工作機械をさらに爆撃機で破壊する必要もあったみたいです,この辺り日本軍は自分たちが同じ島でモッコもスコップで空港を作っていたので,まさかブルドーザーやショベルカーで戦果を無にされるなどとは考えもしない

すると毎回決戦用の戦艦にお出ましになる訳にもいかないので,自前で持つ必要も迫られますが,予算からそう贅沢はさせても貰えなかったりもします,陸軍さんだって船体の大きな商船に大きな野砲を載せて撃ちにいくことは,すぐ考える事ではあるのですが
史実でも制空権制海権は押され気味の状態で
駆逐艦や巡洋艦がコソコソかいくぐって空港に近づいては
陸上からの反撃を躱しつつ艦砲射撃をして
しかも連絡受けたアメリカ空母が寄ってくるまでに撤退をする
やはりなかなか戦果をあげるまではいかなかったみたく,これを改造商船でこなすのには無理があるのではとも考えられます


ーーーーーー
ならば船体が駆逐艦や巡洋艦ならば砲が小さくて戦果低めでも,何回にも渡って敵の空港まで,こちらの島への補給は沈められてるにもかかわらず,空母の見張りのなかくぐり抜けて砲撃まではしてこれているので,これらの船体でどこまで大きな砲を載せれるか,旧式の駆逐艦や軽巡の雷装から主砲の数も極端には1までにして,どれだけ大きな砲を載せれるかには興味があったりもします
「装甲はないが同級の相手と比較して主砲は強力」というコンセプトも
敵の駆逐艦や巡洋艦に向けるのではなく,艦砲射撃専門に砲門数まで減らして改装してみたら,活用の余地はあるのではとも考えられます

第三艦隊の海軍的な副次的効果で陸軍による港湾の占領過程での,敵大型艦の撃滅は戦略的な戦闘工兵としての価値で以前upし
その他にも旅順港で試した閉塞船も保有はしているのですが
空港の補給を止めるまでには至らない,なのでこの艦砲射撃専門艦にもレーゾンデートルはあったりもします,やや劣勢な中でも島々での陸兵の条件を対等に周囲の海空を整えて奪取してしまう
ヒトラーが発明した陸の電撃戦とも
神さまが狙った海の電撃戦とも違う
「島」の電撃戦
他と繋がらない地域限定で司令部を落とす奪回電撃戦に近いコンセプトではありますが
アメリカは正攻法で補給任務の日本軍の艦船と航空機を潰して飛び石作戦してましたが
日本は敵軍ではなく対象の島にある基地のみで誤魔化す
攻略速度ではない神経を断ち切る事による優勢な敵戦力の無力化,これも立派な電撃戦の概念にはなるかも知れません,兵糧攻めの一種とも言えますが,より短期間での島による決戦になるのではとも


ーーーーーー
これでガタルカナル島から先に進めるとも思えないのも確かではあるのですが,1943までならば相手は空母1しか残ってもいないので,次は守りやすい太平洋横断になる東南アジアやオセアニアのフチまで押していく
出来ないが優位な固着を目指す戦略的構想と
戦術面では陸軍としての島々の攻略作戦の一つとしての周囲の環境整備
つまり敵の海路と空路を断つ作戦,あとは兵站の限界で力の入らない最前線が劣勢の中で,島の港と空港さえ一時的に壊してしまえば,まわりのフネや飛行機関係なく自分たちの都合で敵の陸軍部隊を駆逐してしまえる,あと少しで島嶼国家の島々を全て押さえれるが兵站はギリギリで固着しかねない,この場合の固着より地域制圧の方がその後の抑えは楽になり,部隊をより決戦へ集めれる戦略的な補助として

港と滑走路やられた敵が焦ってする砲爆撃の嵐も,歩兵の乱戦にしてしまえば友軍誤射の恐れでまあ何とかはなる
島全体から見たら補給無いのは日本の方のままで
かつアメリカ艦船と航空機は無傷なままなので
駆逐した後に容赦なく砲弾や爆弾を落としてもくるので簡単な話ではないのですが,使い方はそれなりにありそうな気もします

No.122

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船17
No.122
•特に奇抜な発想はない砲艦もドクトリンの何処に居れるかから(一)’ 【堅い船体を混ぜる】
現代ではコルベット艦と呼ばれていて,戦艦から始まって重巡洋艦軽巡洋艦がそれに続き,その下に駆逐艦よりがある,その小さなものがフリゲート艦になり,現代の欧州ではこのクラスを主力艦にしている中小国家と,駆逐艦が旗艦になっている英仏独伊西の域内強国との,格式の問題程度になっている,以前これもmixiに投稿した事あるのですが,なので日本がイージス艦などで巡洋艦を名乗れば,米中露しかない艦種になっているので日本も一段国家としての格式や権威が高くなると,すると執筆している僕の気力でも折りたかったのか,いきなり欧州各国の主力駆逐艦がWebでの検索では巡洋艦になっていたり

そんな経緯もあったりする駆逐艦とフリゲート艦,その更に下のコルベット艦の話になるのですが,太平洋戦争中の駆逐艦と砲艦には大きさだけでなく機能にも差があって,爆雷と魚雷を持っていないのではと,これは現代になるとフリゲート艦やコルベット艦も駆逐艦と同じく,主砲だけでなく対艦対空ミサイルから魚雷爆雷まで装備していて,なのでまず砲艦=コルベット艦の議論をする時には現代のか戦前のか,どの時代での使用が前提になるかでかなり内容は変わってくるとおもいます

そして護衛空母で50隻リバティシップで100隻の生産力は体格差として絶大で,だから小さな艦や補助的な船艇になるほど日米の差は開く,史実では魚雷艇より更に小さなモーターボートを木製で作りで待ち構えたのですが,もはや大きな艦種を失ってからの近海での決戦には小艦艇が必須ですが,いくら数で襲えるからと言って,この辺りを考えずしゃかりきに日本の生産力で開戦前からこれらのみを並べ立てるのは,数で襲うのが基本な小型なフネなのに,実は相手の方が多かったみたいな結果になります,艦艇よりも遙かに小さな機体での零戦がそうで,アメリカは最後の1945の一年間だけで10万機作っている,太平洋戦争中の5年必死に日本が数作った飛行機全部より多く生産しているくらいなので,だからと言って作らないのも負けなのですが注意点にはなります

No.123

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No.123
•特に奇抜な発想はない砲艦もドクトリンの何処に居れるかから(二)
数ではない戦いは大型艦の方が向いていて,それを数で襲いかかるのが小型艇の戦い方,するとそれで大型艦を失った相手は再戦時には小型艇を雲霞の如く日本近海に持ち寄せてくる,事実ガダルカナル島には日本のよりアメリカの魚雷艇がウロウロしていた位なので,戦闘機と同じ感覚でかなりな量を用意して押してくるのではとも,結局は空と同じな消耗戦で陸に押し戻されるのですが,陸戦部隊の自信はある方なのでここで亡国が決まるになる事はない,そしてそれでも1回目は此方が大型艦で勝負していた余韻で向こうも大型艦だけなので,ワッと群がれる可能性はあったりもます,ただしこれも小型艇も戦闘機みたくに負けたらその隙に,日本近海で同時に大型艦船も遊弋させれるようになるので,2回目以降はなかなか敵主力艦隊撃退とは上手くはいかないかなと,これもマスタングがB-29に直掩でついたら体当たりすら出来なくなったのと同じになります

それでも海軍の戦闘ドクトリンとしては作っておく必要はある,例え先に戦艦空母から水雷戦隊まで全滅した負け確実の出番でも,量でも勝てず数作るだけでは戦闘機の消耗戦と同じで意味がなくても,しかしこれを考えると戦艦空母から全て劣っているように見える中で,勝てねばならないのが日本であり,例え1国vs1国で勝てていても敵は外交や同盟で優位さは作ってくる,それだけで諦めて譲るのは論外で,上から打ち下ろすか数的優位ないと逃げる輩はいらない,そして他の要素を棄ててまで「これら下段や無敵の寡兵のみ」に血道をあげる輩もいらない,神さまはこの選別をしたくてワザと日本人に不利になるよう強要している節すらあるので,現代ならば戦争のない間に,そして振り返って太平洋戦争に親しむならば先達への鎮魂と慰霊のみに華ある話として

爆撃機とは弱いものイジめの打ち下ろし役ではなく,丸裸で敵機の群れと敵高射砲陣地に飛び込むのが仕事,目標が無防備の都市そのものだからと勘違いしないように,神さまは下段の兵器と作戦で鍛えてからこれらの人材と部隊を欲しがっています,欧米にも居がちな反対のタイプにやらせると裏切るのを知ってもいるので,この手の役職や仕事を作る際はかなり慎重みたいです,これも理解して神さまのお役に立てる人材が育つ事も祈っていたりもしています

No.124

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No.124
•特に奇抜な発想はない砲艦もドクトリンの何処に居れるかから(三)
話を本題に戻しますと,砲艦と海防艦の違いも厳密ではない,たぶんコルベット艦と巡視船みたくな感じなのではとも,後者は隔壁のない商船構造している?,ただ戦争が当たり前の時代なのでもう少し交戦を想定しているはずで,するとますます砲艦と海防艦の違いはあやふやになります

それでも船団護衛で機銃がある程度マシになったのならば,既に駆逐艦と潜水艦でしか輸送作戦を当てにしていないのでシビアに見る必要はあるのですが,次に敵の潜水艦からも防ぐ確率はあげれないかという話にはなる,その時に随伴する艦種として砲艦か海防艦にも白浜の矢が立つ事はあるかも知れません,大西洋でのイギリスはPTボートでしたっけこの手の小さなフネも外洋へ総動員していますから,駆潜艇の話は以前書いた事はあるのですが,航続距離と外洋での波浪への強さで費用を抑えつつハイローミックスで行くのかなとも,核に指定した輸送船で船団の対空砲火を担えるのならば,船体大きな方が此方は向いているので,その下でvs潜水艦専門の仕事をするのかなとも,

もともと船舶兵が爆雷投射用の迫撃砲や野砲を持ち込む事から始めるのですが,これはフネに据付せずに,対空対艦対潜兵器持って船団結成ごとにウロウロ乗船するだけ,今でも手動では揺れる船の上の甲板に戦車置いて砲を当てれるか,揺れる甲板の上にタイヤで更にロックしていてもゆらゆらする,何故海軍がカネかけて砲塔も鋼鉄で据付た戦闘艦を作るかの理由でもあるのですが,当たる当たらない以前に遭遇確率を減らす事から狙っていたフシもある,イギリスのポムポム砲より安くあげていた良さから,砲艦などでも船団の対潜部隊をスタートさせていけます

※史実としては現代の巡視船みたいなものではなく1943年あたりから
護衛で駆逐艦を失うのは嫌で
名前からイメージされる日本近海の警備とは全く違う目的の
輸送船団の護衛専門艦艇として海防艦を多数建造している
なので使っていないコルベット艦種を補給船団に随伴させて
潜水艦との遭遇率から変える手は
既に配備されていた事実から重複して効果は得られないようになっています

No.125

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No.125
•特に奇抜な発想はない砲艦もドクトリンの何処に居れるかから(四)
これにプラスで砲艦=コルベットもしくは海防艦を何処で活用するか,海軍が練り上げたドクトリンとしての,
空母の激突と水雷夜戦で漸減作戦をする第二艦隊と,
その翌朝に主砲戦で艦隊決戦する第一艦隊と
これらを完璧に海軍の都合で行うための陸軍との協同専門部隊である,思考実験してみた「第三艦隊」と,あるいは第一第二艦隊のドクトリンが陸軍が攻めている相手先や,本土以外を守る必要になった外洋ででも,完全な海軍の都合での反撃ではない積極的な制海権の確保になった際に,空きが出来た本土防衛の全体重乗せたカウンターパンチとしての「第四艦隊」と,…砲艦海防艦ならばどちらに配属なるかなとも

ちなみに日露戦争での海軍のドクトリンは,艦隊決戦した後に水雷戦隊で夜襲をしていて,それが太平洋戦争になる頃には,艦隊決戦より先に水雷戦隊の夜襲を用意している,単に仮想敵国のアメリカが強いからだけではなく,日本が1国なのは変わらないのに,占領管理する土地が多くなり,するとその周りにある敵国も多くなったために,神さまも無理して並び変えしてまでやっている,だからかこの📄でも魚雷艇と水雷母艦を第二艦隊に混ぜて,重雷装艦と白昼での水雷戦をリソース浮かしてみたり改造商船の山などで,陸軍との協同作戦専門艦隊に何が貰えるか探してみたり,その余波で顔を出してきた「第四艦隊」と砲艦海防艦の文章になります,いつかもう少し上手くまとめれたらとも,まずは書きかけのメモとして

※復活した水雷艇で600トン
それより小さな排水量だったのか実質同じだったのか
武装も雷戦主体の水雷艇と砲戦を意識した砲艦との両方ともが
現実は駆逐艦みたくオールインワンで全種類の武装を最低限持っていたりもするので
小さすぎて他の兵装は載せれない砲艇の印象で書きすぎていました
確認後文章は整理整頓します
※史実で船団護衛の主役でもあったとの海防艦なので
この項の考察としては「第三艦隊」の配属に戦史の通りに落ち着くのではと

No.126

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船18
No.126
•少し船団に混ぜておくのは船体の防御構造の堅さ目当て(上)’【堅い船体を混ぜる】
軍艦籍には入らない戦闘艦種みたいなので,900から700トンまで小型化しつつ生産されている,実際に船団護衛に従事しているが潜水艦すら,水上航行だと速度で負ける苦労も,指揮官のフネだけでも駆逐艦だったので何とか誤魔化せてもいたらしい,なので速さを求めるのだが,速くはなくても輸送船と違い急速な転舵などは可能で,爆雷も投射するものなので真下に行くまで何も出来ない訳では無い,潜水艦にすら速度で足りないのも洋上航行の時みたく,さすがに潜航の際には海防艦でも勝てているのではないかと,投射機の射程距離は現場への使い勝手で用意する必要はあるが

「軍艦籍でない」故の海軍軍縮条約で監視しないフネである事から始める,複殻構造や隔壁ある軍艦仕様ならばまず堅さを,ただし駆逐艦ですら側面には鋼の板でない部分すらあるのが現実で,さらに小さな艦種になる海防艦になると商船に近い船体構造かも知れない,もしそうであった場合は現場の声や戦訓から速さを,あとは戦艦や巡洋艦の構造はもちろん,それに比べると簡易化されている駆逐艦での軍艦としての隔壁などの構造の他に,「軍艦籍にいない」状態を認めて貰う範囲での小さな船体での工夫があれば,それが例え気分的な堅さで,あっても輸送船よりは本格的に違いないので,これは対空防御の命中率を上げる工夫として,機敏な回頭力にプラスでの船団全体を堅くする為に

とは言え海防艦の整備は叫ばれながら先送りされていてそのまま開戦になり,太平洋戦争が始まってからの大型艦の建造がもう前線に間に合わない,1943年ごろからやっと予算がついている,つまり「軍艦籍にいない」事を利用した海軍軍縮条約での差をカバーする,史実としては計画的には手遅れとはなってもいます
※戦史的にはこの仕事は復活した水雷艇が600トンと800トンでやっていて
排水量も武装もあまり変わらない
任務から艦隊決戦での差を埋めたかった実質駆逐艦な水雷艇ではなく
守る印象の強い海防艦としたのではとも

No.127

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No.127
•少し船団に混ぜておくのは船体の防御構造の堅さ目当て(中)
すると速度で勝るままなのですから,洋上航行を選んでアウトレンジを保ちながら敵潜水艦が魚雷を撃ってきたりもするので,まず船団側の手前で敵潜水艦の魚雷に体当たりでデコイする小型艇を,スキップボミングでは敵は飛行機なので,爆弾投下位置と自軍の輸送船の間に小型艇をすべり込ます事から難しいのですが,昔の魚雷は浅い深度を直線のみで向かってくるので,ソナーでも目視でも発見してから小型艇を割り込ませる事は,此方ならば可能なのではとも,突き詰めればトロール船みたく陣形組んで航行する商船の外側で,船体部分の範囲のみ網を垂らして各船の横を併走していればよいのか,そんな物ぐさな発想すら

この盾があるならばこの間に距離を詰めることは出来るのと,あとは速度では結局逃げられるので,爆雷投射や砲撃で早めに届く射程距離を,これを甲型や乙型で900トン,丙型や丁型では740トンの船体に納めれるか,そしてこれは輸送船団の中にいる「船団全体を堅くする為の」防御部隊であり

※現実として船団護衛の最善策で海防艦は交戦していたのだから
「船団全体を堅くする為の」役割は他に探すか
そもそも割り当てるフネの数に限りがあるのならば大きな商船の方で工夫するしかない

No.128

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No.128
•少し船団に混ぜておくのは船体の防御構造の堅さ目当て(下)
第三艦隊としての主力ではなく防空以外は此方でやれねばと,さすがに旧式駆逐艦でもいいから洋上航行の潜水艦よりは速い艦艇を揃えているのではと,駆潜艇が速いならばアリかも知れませんが,此方も外洋での波浪やスペックの勉強からしなければと,ただし陸軍との協同作戦専門の艦隊なので,常に陸の求めに応じて主力全軍でガダルカナル島みたくな最前線に結集しているはず,すると他の海域への船団護衛部隊は,デコイ小型艇で潜水艦の魚雷は躱せはするが,アウトレンジされる海防艦と防空に注力している改造商船のみになる,沈める力に不足するのであと対潜戦は水上機などの力を借りる事になる,CAMシップやMACシップの活用は考えるかなと

レイテ沖での日本艦隊は戦艦から総出で,タフィ1の護衛空母6隻に砲撃で襲いかかるも,
それを躱しながら発進した護衛空母艦載機に手間取り,結局戦果ナシに近いものに終わっている,以外に接近戦出来るのか?みたいな興味も持って,上からしつこく狙われて照準がカモを追い回すはずがなかなか定まらなかったとも,輸送船団を狙う潜水艦も空の援護はないはずで,航空機が狙ってくる場合もやはり空からのみのお気楽な撃墜マーク稼ぎに感覚は近い,アメリカだってあまりに辺鄙な海域への輸送にはこの手の哨戒部隊で済ませてもいるので,似た船体の集まりである輸送船団として逃げ回りながら,まずは潜水艦くらいから,ウチの戦艦の失敗談をやり返してやろうかなとも

占守型海防艦(甲型)- 4隻 どんな荒天でも甲板に出ないで行き来できる
択捉型海防艦(甲型。海軍の法令上は占守型に含まれる)- 14隻
御蔵型海防艦(甲型)- 8隻
日振型海防艦(乙→甲型。海軍の法令上は御蔵型に含まれるが鵜来型の派生型。ソナーとレーダーは乙にしかないみたく。この辺りの欺瞞作戦か何かか?)- 9隻
鵜来型海防艦(乙→甲型)- 20隻
一号型海防艦(丙型海防艦)- 56隻
二号型海防艦(丁型海防艦)- 67隻
八十島型海防艦(支那事変鹵獲艦)- 2隻

No.129

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船
No.129
フリゲートは日本だと二等駆逐艦にあたるのかと思いきや【堅い船体を混ぜる】

•歴史的な名称の使われ方と役割の変遷を
もともと戦列艦時代に艦隊決戦せずに単艦で活動していたもので,6つに分かれたサイズの下2つがこう呼ばれていた,偵察や通商破壊を独立的にするのが任務で(ちなみにコルベットはこれより更に小さな警備船みたいなもの),役割的には第一艦隊と第二艦隊による決戦に参加しない,雑務的な任務担当の小艦艇なので,この点からみても二等駆逐艦に当たるのですが

イギリスは帆船時代から変わった艦種の区分に復活させた際に,捕鯨船から設計した船団護衛が任務のコルベットの,外洋航行型として排水量を多少大きくしてフリゲートと呼んでいる
戦列艦時代の役割的には攻める側と守る側で対立していた両者だったのですが
後の時代になるとハイローミックスとしてどちらも護衛任務に当たったみたいです

建艦競争と国際的なヘゲモニー争いのしんどさから,何かないかと廃れた名前をまた使うのが流行りだったのか,さっきの説明の通りに駆逐艦の下の排水量で攻める側がいなくなったからと,各国がまた水雷艇を実質的な小型駆逐艦として復活させたのもこの頃なのですが,日本でもこれは数隻建造している,ただし後に同じトン数似た兵装で量産した海防艦ともども,任務は船団護衛がほとんどだったので扱いはコルベットになるのかなとも

No.130

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No.130
•同じトン数で名称も区別されてはいるが専門化はされていない
艦隊決戦の補助として攻める水雷艇と
船団護衛の外洋型のフリゲートと
その近海型のコルベットと
駆逐艦の一つ下に排水量も兵装の内実も同じになるが,これは戦場ではオールインワンで持っていないと,パッと敵が出現した際に無防備に沈む,これでの艦艇の喪失1はかなり痛くなるので,例えフリゲートやコルベットの排水量でも一通りは対艦対空対潜兵器は揃えるもので,すると武器などあまり変わりばえしないので同じ排水量で3つも分類の名前が違うだけになり,艦種はあるが一緒じゃねえかとは言われます

これが更に小さな艇のレベルになると,流石にオールインワンで対抗兵器は載せれないので専門化がハッキリし,魚雷艇から隼艇から高速砲艇から駆潜艇まで分かりやすく,リソースの節約と量産に向き,かつビビッドに任務に集中出来るようにはなっているのですが,小さな艦艇でも費用と時間がかかり喪失した場合のダメージが大きくなる,回復が難しい問題で何が来ても大丈夫にしたくなるのは,前線での船員から海軍首脳まで当たり前なので,零戦では逆に防弾板を現場の要求で装備して空戦性能という個性を失い負けたので,一概には言えないのですが,専門化=技術進歩と考えがちな学者では戦場には立てんよとも諭される一面でもあります

ただ排水量同じで対艦対空対潜兵器も似たように装備していても,任務に必要な速力から航続距離から航洋性から,どの武器をメインに使いやすく配置してあるかなどで,使い勝手はけっこう変わるものかも知れません,腕は同じならばレーダーや速射などの取り回しで勝ち負けは決まる,そんな僅かな差がどうなっていたかは当時のディテールまで知らねば,小型駆逐艦としての水雷艇やコルベットやフリゲートが,意味もなく似ているのに揃っている事の是非は判断は出来ないとも思えます,逆に言えば建艦競争で必死ではあるが雑に,艦級をそれぞれ揃えたら勝ちみたくしていたのならば,この手のディテールで三者三様の工夫は可能かもとも考えられます

No.131

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No.131
•そして太平洋戦争時の日本では…
呼び方として英国はフリゲートを使っていたのでさすがに,ライバルのフランスなどラテン系の南欧諸国では通報艦という古い名称を,役割の伝令が無線で全ての艦についたので無用になったあとも,名前が重なるのを嫌がったのか名残からか使っている
此方は大日本帝国海軍にも7隻いて
八重山 / 千島 / 龍田 / 宮古 / 千早 / 淀型(淀、最上)
これに戦勝した後に日本側で改造した鹵獲艦(姉川、満州、鈴谷)とプラス3隻もいたが
太平洋戦争前には理由は無線の登場でイギリスなどと同じく除籍されています,これを第三艦隊第四艦隊に活用するのか考えてみたのですが,役割がフリゲートに対しての,空挺歩兵か降下猟兵かの名称の違いくらいのものみたいで,そのフリゲートも水雷艇と海防艦と同じ排水量同じ兵装で被っているので,通報艦としてレトロ趣味で再設計までは思いつかなかったです

コルベット(和訳だと砲艦で役割からは海防艦にあたる)を使えるかの文章も先に書いたので,ならばフリゲートではどうかもついでにと,海防艦はこちらに当たるのではとも言われるのですが
昔から船団護衛をしているコルベットに意識が行き過ぎたのと
砲艦には定遠鎮遠なども30cm砲を引っ提げて戦艦として旧式化しても,時代が下って此方に配属されて意外に大きな船体もいる
英単語は2なのに和訳は用途からゴチャゴチャに対応する艦種名が増えている,まずはこの辺りの整理整頓からしてみました

やはりフリゲートも輸送船団に混ぜて軍用艦の材質や隔壁など船体構造で,商船構造の群れに堅さを敵との遭遇率や攻撃の回避率や迎撃での命中率として与える,この形而上に近い役割には向いていないかなと,新しく設計するにはキャラ立ちがなく,しかも既に空きのある排水量ランクもない,それなら旧式艦貰って隣を航行させてたらよいだけになる

艦種ではなく運用による分類に逃げてしまう手も,当時はワザと秘匿する為に分かりにくくしていますが,運用による分類ならば艦種変更ではなく,コルベット隊フリゲート隊みたく部隊名にして
そこへ装甲艦「定遠」「鎮遠」
または戦艦「定遠」「鎮遠」として
(日露戦争の主力は弩弓戦艦,その後大正時代に作った開戦まで主力だった艦たちは超弩弓戦艦と呼ばれていて,水雷戦隊=駆逐隊?の旗艦に軽巡洋艦がいた日本から見たら,船団護衛のコルベット隊フリゲート隊にいても違和感はなかったりもする)
負けたら国家が滅亡する当時とは違いこちらは現代からのアイデアになりますが,これを踏まえてのち船体の堅さをどこに担当させるのか,造船所のリソースと相談しつつ設計の話になります
「船体の堅さのみでいいんだろう?」と
もっと使えない淘汰された艦種を使う案も一部から出ているみたいです

No.132

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船19
No.132
•第四艦隊の基本編成は「残存艦艇全て」(一),【第四艦隊】
つまり艦種による部隊編成で敵を優位に破壊するのではなく,マリアナ沖海戦みたいに,サイパンやグアムに上陸しているアメリカ海兵隊を支援するのに,場所を選べない敵艦隊を狙う,残ったテキトーなので一丸で進軍し自分の武器が届いたらテキトーに戦え

ただし大和の教訓から沖縄防衛には艦船は使わない,ここは航空攻撃でのカミカゼが仕事できるので,九州以北の本土決戦の水際第一弾の目玉として,自軍の陸軍を上陸させて動けなくなった敵艦隊ならば,此方の都合で仕掛けられる,飛行機より移動速度の遅い艦船での突入だと,沖縄では届く前に大和ですら沈んでいるのでもう少し確実に力の湧く近海で

あとは陸軍の敢闘で相手も自由には動かないだろうが,敵艦隊を張りつけにするカミカゼでない航空艦隊のひと工夫が何かあれば,ここと睨み合いさせつつ,丸腰の真っ直ぐ飛ぶしかできない練度のカミカゼ350機がたった直掩40機で,九州や台湾の飛行場から200機も沖縄空域に1回の攻勢で突入しているみたいに,せっかくの貴重な生き残り艦艇に散り花を咲かす戦果も手土産にしてやれればと,まずは第一艦隊第二艦隊していた大型艦込みでも無駄死にではなくする,その確率は努力してみる

No.133

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No.133
•基本編成は「残存艦艇全て」(二)
戦場の設定を自軍の艦隊優位に持っていく工夫ではあるのですが,先に敵が計画策定はして上陸していて,この日にこの戦場を選んだのはオレだとアメリカからは言われるものの,この後で出撃する「後の先」で仕掛け返す,これも沖縄戦での大和がそうだったのではと,上陸後に激闘している陸軍とは「完全に別の都合で」,日時などタイミングを図り最後の敵艦隊殲滅を狙う,マリアナ沖でも戦艦大和でもアッサリ負けた戦術ではあるのですが,それを地の利で最後の賭けをさせる,レイテ沖よりは確実に敵の泊地へ突入出来るのではと

理由として海では1943年の一年必死に訓練と数員を作った小沢艦隊が,アウトレンジ戦法まで熟慮してもマリアナ諸島で惨敗したのに,内地の扱いになる沖縄に戦場が移ると真っ直ぐ飛べたら即OKな新兵でのカミカゼが,艦上での戦死者は4,907名負傷者4,824名と絶大な損害を与えている,陸でも同じでニューギニア島で食料ゼロになって,もはやオーストラリア軍にハンティング感覚で撃たせて時間稼ぎに徹するだけの日本兵が,最低限食い物だけは準備されたパラオからは,1人倒すのにアメリカは兵員1人の戦死傷と1,500発小銃弾を使用している

この差を比較してから
不利な方の条件に当てはまるレイテ沖での粟田艦隊は
目標の湾内到達までの3日間
度重なる航空攻撃に直掩戦闘機ゼロの丸裸で航行しながら
損失は武蔵1隻のみでアメリカ上陸船団の目前に到着している
ならば有利な条件になる沖縄戦後の九州などでの戦場設定ならば
もっと確実に突入→砲戦雷戦という
最後の艦隊決戦に持ち込めるのではとも

No.134

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No.134
•基本編成は「残存艦艇全て」(三)
基本的には居残り組の小型艇で構成して,しかも存在意義の艇数についても,ここが出番になるほどの相手の本気の物量には小型艇同士でも負ける上に,第一艦隊第二艦隊のリソースは邪魔をしてはいけないので,開戦時までは日本側の「第四艦隊」は,その数が価値の源泉なのに最低限しかいなかったりもする,この制約のなかで出来るだけの事をするのですが

先に相手先や外洋での決戦に敗れて帰投した残存艦艇の使い方から考えてみました,ただし旗艦はまだ大和も武蔵もいたのに,何故か後任に就いている軽巡洋艦大淀みたく「第四艦隊」固有のもので,あとは第一第二や「第三艦隊」のリソースを邪魔する事なく,突入して敵艦隊を壊滅させれるものがあればと,すると特攻兵器がほとんどになってしまいそうですが,これらは終盤の戦局で日本各地に配置されていたりする,もちろん敵の上陸地点には集中的な配備が直前になされたりはしますが,機動部隊扱いの決戦「第四艦隊」とは少しニュアンスは違っていたりもします,本土に攻め込んでくる相手なのでリソースの贅沢は出来ませんが,全体重乗せたカウンターパンチの艦隊決戦,貰えそうな余り端材のフネとか,何かアイデアないかなとも

No.135

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No.135
•基本編成は「残存艦艇全て」(四)
a.沖縄戦には効果高かった航空攻撃を増し
フネでの陽動作戦は沈んでよい艦を最低限にする,船体が大きく派手に見えればよく,戦闘力は二の次で構わない,第四艦隊での九州突入に速度でついていけない艦から数隻か,たぶん信濃などの宗教的な神さまにとって必要な艦船の特攻になる,ドクトリンとして九州以北で第四艦隊での決戦を策定しておけば,沖縄援護派からも異論はでない

b.統合運用は九州突入後さらに残存した艦艇と特攻兵器でやる
次の揚陸作戦は隣の中国四国を狙ってくるか直に東京に迫るか,この辺りの戦場で,ただ当時の通信技術や日本軍の運用思想などを考えると,統合運用やミックスドアーツは,やるなら小さな艦艇でやる方が上手くいくのと,海軍さんはオツマになるので,最後まで艦隊決戦は自分の都合でやりたがるが,それでも戦術的にも敵殲滅の一つの方法論ではあるので,違うものを繰り出して勢いを止めるのには使えるか,東西で総軍と組織を変更して本土決戦に備えたついでの,勝負の場にもなりそうです

c.突入後ネルソン提督やるのは九州か統合運用か
レイテ沖でタフィ相手にやって戦果イマイチ,他の海戦でもけっこうなっていそう,見事な一列を東郷ターンでみせて有名な,日本海海戦などの日露戦争のイメージとかなり違う,夜戦ならなおさら,既にやっているなら構わないし,黄海海戦もかなりバラバラ感ありそうな,もう少し勉強の必要します

No.136

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船20
No.136
•レイテでは失敗したイギリス提督はここでやるか【第四艦隊】
イギリスがスペイン無敵艦隊を破って下剋上を果たした際のやり方で,当時一例に互いが向き合って砲戦していた戦列艦の時代に,いきなり接近戦をバラバラに仕掛けて,乱戦に持ち込み勝利した,この戦闘でやり方を考案したイギリス提督も戦死していて,圧勝の数字の割には互いの王都から見たら薄氷を踏む戦いでもあったのですが,そのせいか戦法としては世界史的には一回きりで,再び各国海軍は戦列艦の常識通りに戦いと訓練を繰り返している

そんな作戦をわが国ではレイテ沖海戦で,肝心要の輸送船団に突入する時間を先延ばしにするリスクを取ってまで,たまたま途中で見かけた護衛空母群を追いかけ回した,この海戦では戦果も薄く互いに混乱しただけで,日本側の通信や指揮などの不備を語る事例になるのが殆どなのですが,戦法としては世界史的にも興味あるものなので,レイテ沖での日本の作戦計画では,突入後は隊列組んだまま上陸用船団を襲う手はずだったのかは不明なのですが,もしそうではないのならば,偶発的に護衛空母を追いかけ回したのとは別に,第四艦隊として何処かで使う,残存艦艇での突入と陸軍主導の統合運用とは,既にアイデア湧いているのですが,この中間の時点で仕掛ける事になるのかなと

沖縄戦の後はアメリカも時間を端折りたくていきなり東京に上陸の計画ではあったし,次の九州で残存艦艇の突入として一応隊列組んでのものを考えているのですが,四国~大阪ならば,ネルソン提督と統合運用で違いは出せれるが,東京案はナシにしてもアメリカは,山陰山陽地方に上陸して陸路をひたすら狙うかも知れない,すると1回ぶん使われなくて戦闘記録としては損もする

ただし場所と相手の都合には関係なく,こちらでは構えをドクトリンとして用意出来ねばならないので,艦艇での特徴は残存兵力のみなので望むべくはない第四艦隊ならば,戦い方や目標を変えて構えを多段にする,必要な事ではあるかなとは思います

No.137

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船21
No.137
•魚雷艇の番号は1000番台まである(上)【第四艦隊】

ただし魚雷艇は生産に問題を起こすほどの使わない神さまや氏子を動員したので,性能を満たしたものすら作れずに,それでも前線へ500から800隻は届けた経緯がある,これは戦果も求めず棄て兵ですらなかった感すらあって
宗教部隊としての運用か
もっぱら国内統治用の政策に近い
だからまた国民を総動員する戦争を現代の職業軍人が疲弊したのちも続けた場合,このグループは出てくるとも思う,なので魚雷艇としての改善策などはあまり言わずに,次回どの兵器でやるのか分からないのですが,人間の管理手法の方はノウハウ化しておく事だけは,製造現場から前線での部隊としてまで,決戦の足を引っ張りかねないバカもやる人間の群れでもあるので,これはバンブー竹内一族は上手ではあるのですが,もっと御加護がなくならない形に節度を保つようにはお勧めします

宗教というかミリタリー出来ない民間というか,かき集めて経済って当たり前と,建設現場から突貫工事の店舗拡大まで言いますが
誰かれ構わず参加させて
前からいた周りの部隊が付き合わないレベルの人間すら逃げ出そうとしながら
どんどん工場での質も悪くなりつつ
混乱しながら熱量のみで誤魔化し入れていたとしか思えないノリは
ここのノリは遙かに程度が低く絶対に経済や民間は逃げ出す,ここからスタートして更に劣った集まりが参加していくので,人間個人の管理や教育には限界あるが,統率者の人選はサボらない方がよいのと,僕がこの手の国内統治策を採用するならば最初は特に訓練課程を厳し目に設けてやる,ズブズブに人集めさせないコントロールだけは気をつけるかなと,それでも訓練課程の基準すら抜きにして結局ゴチャゴチャになりはしますが,施設の基準満たす人足は最初の一兵員から軍曹や伍長の養成へと移行していく,個人の思索はなるべく🎌に入れない方針なので,実は意味のあった魚雷艇の壊れ方へのブラッシュアップ策は,この場を借りて皆に伝えておこうかと

No.138

ーーーーーー
No.138
•魚雷艇の番号は1000番台まである(下)
さて話を本題に戻すのですが,本土決戦の夜襲に使う,この頃は相手にはレーダー完備で野戦で日本側は負けるようになってたのですが,小さな魚雷艇ならばまだ映らないかもと,対空レーダーは小さな航空機も映しているので予測でしかないのですが,もしそうならば夜戦すら最後に使えるのではと,此方にもレーダーはないが
「見えなくていい。テキトーに各艇突入しろ」
「先端に爆弾つけておけ。暗闇のまま体当たりになっても構わない」
「そこで火が出たら残りの艇が目視して雷撃するはずだ」
昔からなので慣れてはいるし相手は狭い湾内に東京湾でも瀬戸内でも可能性を追う

もし南方の何処かで1000番台まで働いていたのならば,まずは其方の戦績などを鎮魂と慰霊として知るようにして,アイデアは魚雷艇以外でも構わないですが,この頃の艦級の差は如何ともし難いので,雷撃に頼るのも事実,なので南方でアメリカが日本の魚雷艇に戦法違っても慣れているのならば,その「慣れ」を剥ぎ取るために,同じトン数でも計画に終わった鉄製や木製の海防艇などを混ぜて突入する,これも統合運用で使うならば魚雷艇のみでも,おそらく南方と戦い方違うので構わないのですが,アイデアの一つとして,似た海域で似た仕事になるので○レの方が数も用意できるが,特攻カッターのみだと体当たり一辺倒になるので,この辺りは魚雷艇のサイズでの各種織り交ぜた乱戦は,砲と機銃と外装水雷にも対応する必要があるので少し相手も面倒がるかも知れません

残存艦艇での突入~イギリス提督式乱戦~陸軍主導の統合運用とまであるので,どこで夜襲雷撃しようかな,沖縄戦あたりからアメリカには暗視装置もあるけれど,数字の差ではない手こずらせ方が日本の基本でもあるので,歩兵同士での米陸軍海兵隊の弾薬消費量やカミカゼパイロット練度での米艦艇の被害など,さすがに戦局終盤になるとわが国も「地」が出てきていたりします,これに期待をするのですが,ただし米陸軍は沖縄戦に暗視スコープを実戦投入しているのと,夜戦だと隊列は崩れて当たり前でもあるのでイギリス提督に学ぶ乱戦は敢えて昼間にやるアイデアもあったりします,

しかし史実ではこのクラス向けの舶用エンジンが当時日本にはないので
なかなか魚雷艇を採用して出来るかは疑問になってしまいますが
それでも小艦艇の運用アイデアの思考実験の面白さと
必要な船体と機材の流用策があれば活きても来るので
一応魚雷艇を念頭に
ボロボロの性能そのまま使う案も含めて
ボツにはせずに残してもおこうかと思います

No.139

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船22
No.139
この辺りになると一瞬途惑わせれば善しとも言えるかも知れないのですが【第四艦隊】

•徹甲弾を棄てて特化する’
小沢艦隊のアウトレンジ戦法での第一派はこれを狙ったものですが,これで戦闘能力は失わせれるのも確かで,戦艦大和のプラモにもなぜか甲板に木の部分があったりする,特にイギリスに勝てない戦列艦時代のフランス軍は,普通は風上の取り合いから始めるガレオン船時代からの海戦の常識に反して,敢えて初めから交戦後に逃げ出しやすいように,風下から帆船のマストと索具を狙って砲撃した後に戦場から退避する戦術を多用したため
a.ぶどう弾や複数の砲弾を繋いだチェーンショット
b.幾つもの鉄棒を束ねたファゴットショット
c.鉄篭に可燃物を入れた焼夷弾のカーカスのような
索具破壊用の特殊な砲弾も使用していた,撃沈という確実な結論ではなく,仮押さえみたいな怪我をさせて次々と相手の数を減らしていく

通常の球形弾を用いた際の艦砲の最大射程は2-3km程度であったが,対艦戦では照準器が原始的なために確実な命中を期待すべく,接近して「ピストルの射程で」片舷斉射を行うことがほとんどであった,すると海戦の常識にて強者であるイギリス側でも,砲弾を複数発装填して破壊力を増したり,大量のマスケット銃弾を封入したキャニスター弾で,甲板上の敵兵を一掃するような戦術も多用された

「沈めれない」ならば「上面だけ壊して戦闘力を奪ってしまえ」という工夫は,砲力では絶対に大型艦の装甲を貫通出来ない
戦艦に対する巡洋艦や
巡洋艦に対する駆逐艦にも応用が利きそうです
ただしこれらの艦艇には魚雷が同じ目的で装備されているので,それの無いコルベット以下の砲戦の基本思想にしてもよいかなとも,マストと索具を引きちぎれば勝ちになる時代のフランス砲弾からは,船の構造が変わっているので,焼夷弾で甲板上を火の海にするくらいしか参考には出来ないが,てきとーに鉄棒で船員を薙ぎ倒すのは,もう戦闘中に甲板にはいなくて難しいかも知れないが,チェーンが砲塔や船体構造物に絡めば不意打ち的な戦力ダウンは狙えるかも

海防艦や魚雷艇と同じサイズの砲艇などでは有効ならば勿体ない?が,駆逐艦からは魚雷の方が有効だし,敢えて同型でも装甲を打ち抜けなくなる旧式の戦艦や巡洋艦の砲戦用の思想に,戦史的には徹甲弾でお構いなしに相手新鋭同クラス艦の上部構造物を破壊しようと,ソロモンの夜戦で撃ちまくったのですが,もし砲弾が有効ならば対格上向けのやり方の一つとしても

No.140

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船23
No.140
この辺りになると一瞬途惑わせれば善しとも言えるかも知れないのですが【第四艦隊】

•舷側さえ高くすればいいのか?’
こちらも戦列艦の文章を整理整頓していたら思いついた,各艦1ごとに100門も大砲を積んで一列に互いに艦隊がすれ違って砲戦をする,皆が知っている大航海時代の有名なガレオン船から更に時代が下った,鎖国期の徳川日本と同時代に遠く離れた欧州での海軍の風景だったのですが,一発で敵艦を撃沈できるような威力の砲を製造するのが困難でもあった,結局接近してマストの帆を壊すか船員を殺傷して船を行動不能にするのみ,派手に大砲を並べてはいるが実はマシンガンくらいの仕事しか,まだこの時代はしていなかったりもします

ならば砲は牽制用の最低限1門にし,体当たりした後に斬り込みして制圧または爆破するのみで,太平洋戦争のどこかで使えないか,そういうアイデアも浮かぶ,特に此方には沈めれる主砲も大型艦艇も居なくなってからならば,昔ながらの海兵の接舷斬り込みの方が敵が無力化する可能性はまだあるのではとも

ただし相手は余裕で此方を砲で沈めれる能力はあって,だからこそ接舷されるとは考えもしていないスキを狙うのですが,速度すらある艦隊に体当たりは幻想との指摘もある,それでも敵泊地になっている湾内への突入ならば,戦列艦の時代も乱戦にて接舷に持ち込むので,海域が狭いならば確率はあがる,ただし接近には速度が必要で,かつ多少砲弾もらっても突き進む装甲厚もいる,前面に盾でもつけて旧式艦の改装で作るのか,何人送り込むかで海防艦か駆逐艦か改造商船の大きさ使うのか,思ったよりもコストがかかりそうで,それを斬り込みなどという歴史ロマンにはリソースも割けず,かつ体当たり後は此方も船体がイカれるのでもう1隻は沈めれない,カミカゼの一種とも言えますが,一瞬で済む特攻機と比べてメリットは果たしてあるかなとも

もうこの時点ではカミカゼの他は雷装しか撃沈の可能性はなく,それは先に出撃していて2回目以降に同じ攻撃で慣れさせない必要もある,その為に先に派手な船体の大きさで違う対処をさせてスキを作らせるか,逆に魚雷艇が仕掛ける混乱に後から出てきて体当たりかますか,慣れさせない為の囮としては目立てて記憶に残るものではあり,次の交戦までは相手はこの接舷斬り込みに警戒して多少動きが鈍りもする
「戦果ゼロだが撃墜出来る友軍のために」
鍾馗で考えた空でのやり方を海でするならば,この接舷斬り込みは一番派手なものになりそうです

No.141

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船24
No.141
この辺りになると一瞬途惑わせれば善しとも言えるかも知れないのですが【第四艦隊】

•小国海軍の主力だった海防戦艦’
正面のみを相手に向けて強きに距離を詰めていく,旧式かつ最新鋭の性能ならば敵の方が上なのに勇ましい突進戦艦,それでも狭い正面だけの装甲を厚くすれば対抗可能になる,
敵に向ける面積の狭さと
そこだけを分厚くして劣勢をカバーするやり方と
割と強力だがそれでも相手の方が強い砲の問題は表面のみを壊す弾薬に特化も,戦艦大和も航続距離を多少削ってリソースにメリハリをつけていたように,同じく日本近海での短期決戦が任務ならば,その分を正面の装甲厚や砲の威力に

わが国では馴染みがないがアルゼンチンなど,設計はもっと普通のものですが小国の海軍が主力艦としてちょっとだけ作って持っていたみたい,なので世界を見回しても旗艦などに当たるので普通の戦艦の方が多く,専門の艦種として存在しているのは珍しいのではとも

日本では旧式よりさらに時代おくれの戦艦や鹵獲艦を割り当てて,海防戦艦としていた模様,なので「設計」ではなく「役割による」艦種の運用や艦籍の扱いだった,ただし装甲の厚さは時代おくれとはいえ,敵の新鋭な巡洋艦や駆逐艦などには負けないか互角なのではとも,速力で不利になるのかも知れませんが,船体の厚さと砲の大きさならば,これらの小さな艦級相手には勝ち目はある,専門の設計に雷装はあるか不明ですが,時代おくれの戦艦の流用ならば魚雷発射管はおろか衝角すらまだあるので,あとは正面から突っ込む為のみの改装でどれだけ格上に対せるか,日本全体として海軍の使命は艦隊決戦だと必死につぎ込むなか,此方にまわせるカネがあるかで決まってくると思います

1943辺りから戦艦や巡洋艦などは間に合わないと諦めて,小さな艦の建造を異様に推し進めてたのですが,これらのやや大き目な船体ある海防戦艦を,役割による分類から,艦種独自の戦い方で勝てるようにする,設計面からの改装に戦争中期から使うのはありかも知れません,ただし史実では空母の不足を補いたくて,商船から何から航空戦艦への改造を大きなフネを探してきては優先していた模様なので,艦一隻の有効性を純粋に考えると海防戦艦よりも,空母が必要とされているのは当たり前でもあるので,オプションになります,それでも本土の基地航空隊の傘のもとで活動する事を前提にしたならば,中途半端に艦載機を欲しがるよりも,工夫した砲力に掛ける手もあるので参考にとも

No.142

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船25
No.142
この辺りになると一瞬途惑わせれば善しとも言えるかも知れないのですが【第四艦隊】

•横列陣
普襖戦争中のリッサ海戦でオーストリア提督が取った戦術,スペイン無敵艦隊が破れたのちのこの時代もやはり戦場は単縦陣が主流で,伊艦隊はそれで望んだが戦力としては不利な側のオーストリア側は,工夫して勝ちを拾っている,統一後の各地方の寄せ集め海軍だったのと指揮系統の混乱とも重なったのではあるが,敵陣を真ん中から割り込んで,半分になる片方へ乱戦を仕掛ける欧州陸軍のセオリーの一つを,英国ネルソン提督に近い感覚でこなしていた

素人の頭だと真っ二つに割った後片方に乱戦された負ける側の部隊をみて,残りの片方は何をしているのかと不思議に思うのですが,戦場の殺し殺される恐怖のなかで,予想外に乱戦を半分に仕掛けれた場合,残りの半分は少し離れてまずは眺める事になるのですが
味方にも命中する可能性があるので飛び道具は支援としても射撃出来なく
かと言って突入も難しい
乱戦とはそれくらい不確実なものであっていきなり半分にされて,必死に隊をまとめて指揮系統を直す最中に,自分たちもまたそこへ乱入するのかと,どっちが勝っているかもよく分からないなかに突入は躊躇う指揮官が多い

このケースは欧州の歴史上割と有名な戦いでは何度もあって,兵隊を指揮する人材ならば大体知ってもいて,当然に先手を取られて分断された場合の対処も訓練しているはずでもあるのですが
「自分たちが負けたら国家は終わり」と退却後の籠城を考えたり
乱戦している自軍が勝つのを待つか
負けて敵がこちらに向いてから考えたらいいやと
各国の出世レースで頭角を表した将軍たちなはずなのに何故か手を拱いてしまう

一神教の強い文化での命令系統が基本の西洋の軍隊は苦手みたいです,とはいえ東洋が強いかと言えば,個人主義の強すぎる中国も戦場では逃げる兵士が出るのは当たり前になっていた,時代の下った各王朝の軍隊も崩れた瞬間からの混乱と脱落は早いのですが,わが国はそもそも崩れる以前に「陣形を使っていない」ので,イエスキリストを最初徹底したみたく,清盛公がキレイで明るい世界を神さまが嫌って,霊的にイジめられて末端からビクビクしていた特殊なケースである,牛の群れが崖から降りてきたり川の鳥が羽ばたいただけで,崩れたり逃げたり平家一門くらいしか皆が知るものはなかったりもします

No.143

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No.143
•海戦での事例と戦訓
イタリア艦隊の旗艦と思われた「レ・ディタリア」が集中砲火を受けて舵機を損傷し操舵不能となった後
オーストリア艦隊旗艦の装甲艦による衝角攻撃を受けた。
衝角により喫水線下に大きな破孔を生じたイタリア艦は数分で横転し沈没した。

イタリア艦隊の後衛と交戦中のオーストリア非装甲艦戦隊も衝角攻撃を試み
この戦隊の旗艦である木造戦列艦(蒸気推進)「カイザー」が
イタリア装甲艦「レ・ディ・ポルトガロ」への衝撃に成功する。
しかし装甲艦に対する木造艦の衝突は効果が少なく
相手の装甲の一部が脱落大破しただけで
逆に衝角の威力を支える艦首ごと大破し
水面下での破壊にも失敗した事に加えて
至近距離から直に反撃の砲撃を受けて多くの死傷者を生じた

戦訓としては
「非装甲艦(木造艦)は装甲艦に対抗できない」事を示した戦いであったと言えるが
「装甲艦に対するには衝角戦術が有効である」
という認識が一方で広まるきっかけにもなった,大砲や砲術の進歩によって衝角攻撃は成り立たなくなっていくが,それが常識的になるのは日清戦争や日露戦争の頃になってからであった

No.144

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No.144
•学んだのち実はオーストリアのではなく清国のアレンジ版を採用する
この海戦でのヴィルヘルム・フォン・テゲトフ提督のオーストリア軍は騎兵の突撃や夆矢の陣に近い,敵陣を分断して襲いかかる戦法だが,北洋艦隊の丁汝昌提督は少しやり方が違い,リッサ海戦において用いた横列陣にアレンジをして日本艦隊を迎え撃っていたりする

艦首を横一列に並んで相手に向けて衝角を使おうとする
横腹を見せない相手からの面積の狭さで防御を確保して
横並びで砲門数はそれなりに揃え
装甲艦らしい盾持った西洋歩兵みたいな陣形組んでの衝突をラムで狙う
リッサ海戦でも非装甲艦側の衝角攻撃は船体強度の差で逆に自身が大破したのみであり,一方的な勝ちの土俵だった

この戦場での差を活用して,横の広がり方を突入分断目的から鶴翼みたいな使い方にしている,海軍が苦手な中国らしい堅実なものにした,欧州だとドイツとかがしそうな,反対側にいる艦は遊兵になって非効率ではあるのだが,黄海海戦でも日本主力艦隊の後ろ4隻は速度に勝っていても,この横列陣に捕まりかけていたりもします

日本としてももはや艦隊同士では勝ち目のない第四艦隊での戦局で,正面装甲のみにリソースを注いで待ち構えたら
不利な清国海軍が採用して
海軍苦手なドイツも興味持ちそうな
この横列陣で,もう受け持つ大型艦はいないのも確かですが,計画の一部に採用はしておくのも損はないです,雷撃一辺倒に「慣れさせない」効果くらいは期待できるのではと

No.145

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船26
No.145
•海の守城戦(上)
さて粟田ターンで思い出しましたが,以前Wikipedia見たら「栗」田艦隊になっていて,間違いを紹介したら知ったか扱いされそうで,危なくて調べ物を中断してそれっきり,レイテ沖海戦はまだ宿題なのですが,実は「粟田艦隊があの時突入していれば…」敵のマニラ上陸部隊を壊滅出来たという,悔しさ見せながら惜しがる話は,突入なら反対方角から西村艦隊が実行していて待ち構えていた米守備艦艇に惨敗している,なのでそう簡単な戦場ではなかったみたいです,ただ古今東西例のない量の近代的海軍艦艇が参加した大海戦なので,負けた側のわが国としても,戦艦大和や南雲機動部隊みたく何らかの華を持たせてやりたいとも,いつかチャンスを窺う次第です

あとサッと眺めた感想の一つにフィリピンのレイテ湾の雰囲気と距離がイメージよりかなり広い,伊勢湾ですらない,名古屋港みたいな所へ突っ込む作戦だと素人的な思い込みをしていたが,我々も「海の守城戦」をしてみたい,未だに4発機の大編隊で戦略絨毯爆撃をしたがるのと同じ頭で申し訳ないが,レイテ沖海戦という一大海戦の敗者から華を持ち返り咲く,当時の描写による鎮魂と共に現代兵法家の顔も駆使して進めています

No.146

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No.146
•海の守城戦(下)
瀬戸内で待ち構えて沈めるか
3方から突入して沈めるか
神さまが相変わらずの戦力の逐次投入を二段階で楽しんでいそうな

•此方で新機軸は済ませてしまいたいのと
カミカゼを周りの日本列島から,九州は占領されたと仮定しても,山陰山陽から畿内から四国まで発進する基地があり,直掩40機で真っ直ぐ飛ぶのみの素人同然のカミカゼパイロットが,300機で出撃をして沖縄近海まで200機は到達する,これが四方八方からになれば沖縄戦と違いさらに防御は難しくなる,一部台湾からも参戦してはいたのですが,これは鹿児島への上陸戦ではまだまだ出来ない事でもあるので

•もう艦艇が残っていないのと
周りを見回せば中立しているソ連の極東艦隊がどれだけいたか,これ以外には抑えは必要ないとも極論は出来るので,余剰をかき集めて雷戦くらいはとも,全く用意が出来ないのならば,母艦機能を付与した改造商船が1隻,目立つ象徴的な突入または内湾での迎え撃ちとして居座る,海軍さんの見栄でしかないとはいえ,実際は数隻まで準備はして貰えそうでもあります


以上の2点がネックになる事を考えると机上の空論になりそうな雰囲気も,艦隊派にはありそうですが
太平洋戦争の時だって海軍のドクトリンが本土に攻め寄せる敵主力艦隊を
日露戦争の日本海海戦みたくに一日で終わる短期決戦にて
全体重を乗せたカウンターとして自分たちより戦力の大きな相手を撃沈させる

この準備を必死にしておきながら,結局は陸軍の進出に付き合いながら南方で消耗戦をして,ドクトリンで計画した本土近海での迎撃の頃にはあらかた主力艦隊を失っている,なのでこのプランは現在この段階なのではないのかなとも,次の戦争に向けた記事のコンテンツではないのですが,担当する艦艇が無くても構想だけはある程度形にする,まずはこの仕事までの文章として

No.147

レガシー軍事論

太平洋戦争 艦船27
No.147
•第四艦隊

第四艦隊
(沖縄には艦船特攻を出すが宗教的意味合いの強いもの
なので派手さはある船体だが戦力としては大勢に影響ないものを数隻試す)

沖縄戦以降の九州沿岸からの防衛を想定
a.残存艦艇での突入
(ネイビーを狙う最期の機会になるか,艦種によらない大型艦によるもの,レイテ沖みたく単縦陣になるのでは)

b.横列陣による衝角と接舷斬り込み
(昼か夜に襲撃するか空母か戦艦か上陸船団か目標も不明,相手次第なボーダーライン的な位置での迎撃になるのか,鶴翼タイプの中国式で海防戦艦など大型艦に接近戦をやらせて,本音は司令官の乗るコルベット隊による雷戦,優先目標も敵の状態も曖昧なため現場で判断する,その為に司令官は此方に)

c.イギリス提督式乱戦を夜戦で
(ここからは上陸船団狙いになる,砲艇と隼艇など各種兵器よる撹乱に魚雷艇でトドメを)

d.陸軍主導の統合運用
(上陸後の接岸している敵が目標か?,魚雷艇よりさらに多く9000隻は作れた○レなど特攻モーターボートと淡々とした伏龍,特殊潜航艇はどの段階になるかな,40ntの敵駆逐艦が25ntの体当たりのみの○レ退治に奔走しているならばここに,三派ほどに分けて時間差で出撃したら,どこかのグループと同時に水面下から仕掛けれるのでは,あるいは更に大きなフネ沈めたいならば魚雷艇の所で)

e.遊撃隊としてどの段階でも一つ前で戦い負けた残存艦をかき集めて種類別に1隊作る
歴戦ではあるので紫電改の剣部隊みたく遅れて横からいくか
あるいは派手な囮として正面から散るか
小さくなる各段階のみでも戦える主力は揃えてもいるので
其方が有利になる為に

※頭で考えやすくする為にゲームみたいに
艦種で完全に分けて割り振った場合のものです
詳しい人はもう少し変化加えて実用的にするのではとも

戦略的なもの

No.148

レガシー軍事論

戦略的なもの1
No.148
架空戦記は排除して鎮魂と慰霊のために切り口で華を持たす

•別動隊の活用の仕方と防ぐリソースの節約も徹底する(上)
アドミラルヒッパーとプリンツオイゲンの2艦みたく,イギリス最新鋭戦艦を断腸の思いで主戦場から外して派遣させて艦隊決戦をする,関ヶ原での真田父子がやってのけたように劣勢の側でも決戦での勝率が跳ね上がる
ドイツ主力艦は巡洋戦艦2ポケット戦艦3
イギリス本国艦隊 戦艦7巡洋戦艦3
5対10から1隻減らすと確率は代わる,ドイツは英米の35%と条約で決まっていたのに…,強かな準備は日本と同じ,それでも史実の英独だと性能無視したフネの数だけでも,勝率は軍事学では2乗して計算しドイツ25%vsイギリス100%となるが,そんなわが国の方が決戦を目指して使うのとは逆に,アメリカも南方で全力を尽くす日本海軍のリソースを,ハワイの東から水上機から水雷・潜水まで母艦構成のユニットを編成して威嚇をすれば,カツカツの日本が支隊を割いて派遣せざるを得なくなる

多い方が横からならば同じ戦場で包囲攻撃をするもので,実はあまり考えられる事はない,アメリカはガダルカナル島近海のアイアンボトムズに,日本より地理的に遠い癖に航続距離の特に短い水雷艇すら投入して,航空優先はだいぶ自国に有利になっていたにも関わらず,ようやく戦略的な正面衝突を押し返し始めれた,もう航空優先から物量差のリソースも余裕は出だしていたのに,前線の日本軍が優秀で上手く包囲とか考える余裕がないからでもあったみたいです

No.149

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No.149
•別動隊の活用の仕方と防ぐリソースの節約も徹底する(中)

ならば後方にいる戦略策定の上位部署の方で,南方の決戦では役に立たない水上機母艦や他の母艦を使って,戦場の厳しさから判断の頭が回らない環境から離れた距離から,余剰資産を使ってのんびり側面支援をしてやる,歴史的にはハワイからの威嚇と同じ意味を持っていて,アラスカからの島伝いでより難易度の低い,アリューシャン列島の日本軍を1943年に部隊を用意して攻略しているので,この年南方の島々で一大消耗戦をこなしている日本には痛かったのではないかと,5月にアッツ島を17日間で玉砕させたアメリカに悔しい思いをして,7月には逆に日本側が「パーフェクトゲーム」とまで戦後の研究で言わせた撤退戦を,キスカ島で鮮やかにしてみせたアリューシャン戦線ですが,その後リソースの足りない日本はもちろん,あとは押せ押せな感のあるアメリカ側もさらに攻め込む動きはなく,効果としては中途半端のまま終戦を迎えている,だからこそハワイから太平洋のど真ん中を護衛空母はフル稼働なので,さらに手の空いている母艦の群れでと,アメリカ側も📄に触発されたアイデアは出していたみたいです

※史実ではドゥーリットル中佐が東京を爆撃したあとに大陸まで飛行した事件があり,その為に釣り出された南雲機動部隊が南方からミッドウェーへ移動して4隻も失っている,時系列の差と自国領内というな堅さを活用した日本側の戦術選択ミスも誘発した勝ちでもあるのですが,似たような作戦は見事にしている,ただし着艦機能の無い機体を選んで発進後にすぐ空母は帰還を待たず日本近海から逃げ出してもいて,一度切りの奇襲ではあったので彼方の戦史好きもこれを常態化した活用は考えるみたいです

No.150

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No.150
•別動隊の活用の仕方と防ぐリソースの節約も徹底する(下)

南雲機動部隊に西から東に激務をさせて戦場を南方に限定し,広がらせずに短期で決戦させるのが日本の狙いならば,アメリカ側は別動隊を大量に作って攻めていけば良い,だからアリューシャンの次に母艦構成のユニットでやって,さらに向こうは何をどこに持っていくかな?,チグハグな部隊過ぎて普通は欧米としてはナンセンスだが,📄で先に日本がやっているので向こうの若者は試したがる,アドミラルヒッパーとプリンツオイゲンを多い側にやられた場合はどうするか,

日本みたく性能を工夫して半階級ズラしてB海域では無敵にして暴れさせるか,アメリカみたく物量に任せて別動隊を戦略的に違う方面から侵攻させるか,少ない方も多い方も似た目的で別動隊に遊ばせたがるようになり,それならそのまま全戦力で激突すれば良いではないかという話にもなりますが
問題は自軍が多いか少ないか
別動隊で敵を割るか別動隊は出さないで敵味方ともに全戦力で決戦するは関係なく
遊撃隊をどちらが仕掛けてイニシアティブをとるかになっています
後述になりますが,その対策の戦略的戦術的リソース的な基本の考え方になります,ここでも神さまはかなりの個性を出しているみたいです

No.151

レガシー軍事論

戦略的なもの2
No.151
架空戦記は排除して鎮魂と慰霊のために切り口で華を持たす

•とは言えアメリカ軍がやりそうな手2つは防げそうだが…(上)
母艦構成のユニットには小笠原から茨城にかけての基地航空隊で迎え撃ち,そのために見栄に近く対抗する艦船は海防艦の大きめなものを,当時はまだ南方の島伝いに沿って船団を接近させて,ようやく史実初の揚陸作戦をアメリカが試していたりしていた程で,とても太平洋を横断していきなり日本に上陸はしてこない,意外に何かをされる事は各種母艦のみではないと言えばないので,同じ構成のを用意するのが基本ではあるが,わが国はリソース少ない側に常になる,太平洋戦争の事例だって,これから先の武装永世中立で独立を保つ未来だって,その為の工夫としての日本の課題とそれに慣れている事の強さにもなって欲しいとも

だから南雲派の空母決戦でシュミレーションしていても,第二戦隊で小沢治三郎のアウトレンジ使うならば,護衛空母対策にもこれをこのまま当てる,
ある時は敵主力の高速正規空母と戦い
ある時は数で囲もうとする護衛空母を反撃無しで叩いて少なくしていく
ここも別に日本の護衛空母から編成したりして,vsアメリカ護衛空母群の隊を作りたがるが,リソース少ないので作戦の目標が違うだけにして治三郎艦隊にどちらも任す,一部わが国の護衛空母からも同型艦で手柄欲しくて名乗りあげていましたが(笑),輸送船の任務が勝敗の分け目になっているので基本的には本業に

※アメリカ護衛空母120隻x40機で4800機
_(旧日本軍だと6+2隻,正規空母10隻ばかり目立つ現代アメリカ軍だが,じつは強襲揚陸艦の名目でハリアー戦闘機と攻撃ヘリを満載にして,空母と変わらない戦力を持っていない弱小海軍には見せつける,それをワスプ級って50隻だったっけ?,その走りが太平洋戦争中のこの護衛空母,いいなぁと常々思っていたものです)

No.152

ーーーーーー
No.152
•とは言えアメリカ軍がやりそうな手2つは防げそうだが…(中)

此方が使った場合の旨味を理解するのと
相手も使った場合の対策を考えておくのと
特にアメリカ側の方が物量は多いので自由度高く戦場を広く使ってくる,なので先にやられたら分かれて各戦場で個別に戦うのではなく,ギュッと範囲を引き締めて逆に正面の敵主力を各個撃破してしまう,その為のリソースが少ない日本側の工夫として,それでも敵別動隊には牽制をしなければならないので
前者では母艦対策はチグハグに
後者では護衛空母を使わずに手持ちの戦力のみで二役をこなす
マリアナの七面鳥撃ちとまで揶揄された小沢のアウトレンジ戦法だが,1942までの4回にわたる空母決戦で日本6沈没アメリカ3沈没,しかし日本はまだ2隻稼働しアメリカは修理中が1隻残るのみ,この史実で向こうの大統領は講和を考えたとも言われていますが,これが計算上は無傷でアメリカ空母を全滅できていた事になる,無理したら失敗するがアウトレンジという「城」から,損失ナシで繰り返し敵の空母を狙うのは同じ,このケースは大丈夫そうに見えます,同じように別動隊を互いにB海域に出されても,米英は新造戦艦まで割いてくるが神さまは徹底してチグハグにいなしていく,この差は神道が国教の日本の真骨頂の一つでもあったりします

No.153

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No.153
•とは言えアメリカ軍がやりそうな手2つは防げそうだが…(下)

あと📄レガシー軍事論の考察からアメリカ側が同じレベルの工夫のみでやりそうな事は,豊臣秀吉が倭城を作って勢いではなくどっしり支配を目指した第2次朝鮮の役みたく,日本の手の届かない自陣の奥地から南方の島々に基地を次々に作って,優速のP-38以来の陸上機を大量配備する,すぐには前線に行けず意味はなくてもこの基地の傘を先に,もう一つ基地を作って前進していく,航続距離はゼロ戦とも遜色ないのでアウトレンジはさせずに,沈まずどっしりした飛行場をベースに物量でジワジワと押していく

これはアウトレンジの治三郎艦隊に,海軍空母がやられた後のアメリカの選択肢でもあったのですが,此方もゼロ戦には防弾板なし二一型(二二型でしたっけ?)なので,この頃のキルレシオはP-38は余裕なくらい,戦術は抑えれても戦闘で圧倒してしまえる安心感はまだ日本側にあり,侵攻スピードは大幅に遅れて結局ロシアが日本を占領していそうでもありますが,P-47とP-51になるとしんどくなるのではとも,これも引き付けてのパラシュート付き防弾板ナシのゼロ戦と,考えてみた消耗戦用戦闘機でやるのですが,基本的にはこれらのレガシー軍事論で考察した時の,アメリカが太平洋戦争通りに来た場合と同じだがキルレシオ的には厳しくなるかなとも

No.154

レガシー軍事論

戦略的なもの3
No.154
架空戦記は排除して鎮魂と慰霊のために切り口で華を持たす

•開戦しないで勝ちを狙うならどうするかだと
下手くそだと言われ続けた織田信長の城攻めと同じ,包囲網どころか叛乱も常態化していて特に時間はかけれない,だから本願寺だろうと比叡山だろうと小谷城だろうと,一気に攻め寄せて力押しで破壊を仕掛けて,それでも留守していると周りがソワソワしだすのでタイムオーバーでさっと帰る,意味はないとも言われるが,しばらく攻められた城は動けない,取り囲むだけでなく力押しまではしているので,寺に至っては勢いで取り囲むまでで十分とすら

これを南雲機動部隊に西から東にやらせた
ここまで西から東に占領もせずに破壊の迷惑かけてまで,南方で米軍主力と決戦をするのなら,そもそも開戦せずにのろのろドイツの負けを眺めていても良かった,それは即ち米ソの第二ラウンドに突入は確実なので,ロシアに「(アメリカ牽制するから)原油くれ」と言えば,中立条約は1945年まで守っていたくらいなので可能性はあった話でもある

その時間を稼げたならば戦争に間に合わなかった北樺太での油田発見と,これも技術的に未完になった石炭の液化で原油の代替は追いつき,パレンバンの占領は開戦していないので持っていなくても,すぐにソ連にアメリカがしたような禁輸カードは使わせなくなれる

正直、日本はもっと丁寧に植民地を広げたがっていて,ブロック化経済の話も,アメリカが欲しがるくらい満州が発展し始めていたので,日中戦争を完遂してその範囲があれば暫くは十分だった,ハルノートの交渉で満州をアメリカと共同統治する戦争の躱し方と共に,戦争に踏み切るか否かの国家の選択肢の比較として,当時熟慮に熟慮を重ねていた項目たちだったりもします

No.155

レガシー軍事論

戦略的なもの4
No.155
架空戦記は排除して鎮魂と慰霊のために切り口で華を持たす

•外交と政略の話にまで広げると
占領しないなら開戦するなよとの指摘には,さすがに図々しいハルノートの要求から,それを蹴られた腹いせのアメリカ側の原油の対日輸出禁止までの流れで開戦は必要だが,米国としても1941年時点で日本に戦争を仕掛けさせる必要あったのかな?とは,欧州でドイツがそろそろヨレヨレになりそうな気配していたので,わが国でも前述の条件などで悩んでいたりもして,一瞬考えたりもしますが,戦ったなら戦ったで先延ばしならば先延ばしで,日本に有利な条件は揃っていそうです

ついでに外交族の譲る事しか考えない付き合いの日々の実績など一切させず,ずっと無視してロシアとなら中立を維持しているだけなので,欧州での状況が終わった瞬間にすり合わせも必要なく
「油くれればアメリカ側にはつかないけれど(どうする?)」と
公式ルートで首相が持ちかけるのみ,何も相手の要求ナシで重油を得ることと中立を保つことを達成できます,これは将来永世中立をしている時の外交のやり方の基本に,もちろん流動性にやられにくい未来で📄を使った中立なのですから,戦局を左右する旗色の向きではなく,もっと平和な時代での個別の案件の処理でなのですが,これも外交官には身に付けておいて貰いたい癖でもあります

それでも架空戦記で霊的に現代社会でアメリカと喧嘩するならば,この日本優勢な情報を持った上で原子爆弾を落とせば済むだけの話で,美談みたく日本と講和のラインならば余計にASEANなど外地に,ボコボコ投下すればすぐに日本は降伏をする,こんなものに付き合わず,華を持たせた切り口を若者にも伝え続けて慰霊と鎮魂にする,此方の方が僕は好みで,はるかに大切な事だと考えています

それでいて大抵アメリカの人が要求や圧力を通す際には,まず実際に勝っていた太平洋戦争から通してくるので,慰霊と鎮魂に華を持たす程度でも僕のコンテンツを知って貰えたならば,アメリカの人が現代での他の分野で日本に要求や圧力をかけるには,かなり条件は難しくはなって来ます,それを踏まえた人材で現代社会の日本として各種分野でアメリカを上回り,その国際的に羨ましがられる発展と,戦争はしなくなってもそれを含めた力押しを跳ね返せる国力を充実させる,その恩恵としてお焚き上げの物質ははるかに多く様々な祭神や当時の先達まで行き渡るはず,これこそが供養になるのではとも考えております

No.156

レガシー軍事論

戦略的なもの5
No.156
•水際か縦深かx火砲の使い方の4マトリクスで慣れさせない(上) 【陸軍】
戦史から考えていた事の一つなのですが,タラワで初の試みをした米軍と迎え撃った日本,この後向こうは上陸までの火砲を大幅に増やしているが此方は砲門数も弾も不足なまま,これで水際撃滅をやれと言われても穴補って籠もりがちにどうしてもなる,砲兵があれば水際撃滅も一応やれそうな事は考えてはみたので,全くナンセンスな戦略ではないが,
敵の上陸部隊に当てるのか
フネや飛行機に当てるのか
これも優先するのは人にもよるだろうしその成否は他の要因にも左右される,また上陸作戦という攻められる側に火砲は次も国全体を見回して用意できるほどの余裕もない,なので縦深作戦による内陸部での洞窟戦は戦訓として有効なのは当たり前で,

それでも南方の島々伝いで敵は近づくのに上陸作戦が2回以上必要で,迎撃のやり方をこの島を水際であとの島は洞窟戦でと2種類で構えたい時や,大陸ならば後背地の平野を守るために河川で相手を止める必要がどうしてもある国などでは,📄レガシー軍事論で考えてみて最初の1回だけは水際でも勝負できる可能性はあるかなとも思います

つまり戦史からは2種類の迎撃方針をゲーム的に火砲をどこに当てるかで,2x2の4種類にしてみる,すると島の特性にもよるのですが,此方は補給も途絶えがちでかつそれぞれの島の部隊には差のない場合でも,「現場は頭でっかちだった」という評価と負けるのは確実とはいえ,戦い方で変化を出して敵の勢いを止める際の参考にはなります

No.157

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No.157
•水際か縦深かx火砲の使い方の4マトリクスで慣れさせない(下)
「島が4つに同じ構成の守備隊がそれぞれ」「恐らく全て抜かれるが時間を稼いで勢いを止めろ」と命令された時など
砲兵のいない小さな駐留部隊の島では無理ですが中規模の隊が守る島が4つある時など,師団や軍でやれれば大きいですがマトリクス上無理な隊は可哀想な負け方もするので,規模の大きな瞬殺は食らうとしんどくもなり,リスク管理上として一応プランを小さくして持っておく,

軍事上不向きな状態では無理にやる事はなく,それでも軍隊の作戦としてではなく夢中に戦った部隊を後から眺めてみたら神さまがこうしていた,みたいな感じになっているかも知れませんが,前線の現場ではなく地域を担当する司令部や内地の政治家などが戦略上必要な場合もあったりするので,神さまは特にパラパラと色々弱いのから逐次投入を繰り返して勢いを殺す事を欲しがるので,手元にガツンとやる部隊がいるのならば司令部や政治家は似た思考回路をする,その時に普通の部隊でもやり方はあるのだよという事なのだと思います

🎎🎏レガシー軍事論

🎎🎏戦略的なもの
No.
•航空派の意見は正しいが…【海軍】

一気に空母のみに特化して数多く用意して勝ってしまう,歴史とはメリハリの工夫で弱い方が勝者になった連続でもある,だが戦艦がないとペラペラになり命中するか?,武道の体術頼みでこの問題を解決するみたい

アメリカが変革に遅れて戦艦多めの場合に相手に勝てたのではとは,昔から言われてるものですが,実は開戦時の空母数は日本の方が多い
がアメリカは3隻沈み日本は6隻沈んだ,真珠湾で向こうの戦艦を壊滅させておいて,日本は戦艦の後ろ盾あってコレなので
敵に当てるだけでなく
味方が躱す力や
先に見つける運なども
この厚みで決まる,あとは各パラメータの微調整で航空派は設計するのではないかなと

そして1942までに空母を数の差で駆逐し勢いで戦艦もゼロにする,あちらの生産力までは叩けないので,つまり電撃戦に近いハッタリと奇襲で講和まで持ち込めるか,失敗すれば艦隊派より早く壊滅する危険性もあります,戦艦の方は1944年のレイテ沖まで2隻しか沈んでいなかったりもするので

🎎🎏レガシー軍事論

🎎🎏戦略的なもの
No.
オホーツク海をどうするか

•まずは史実と周りの国との兼ね合いから
僕の現代の📄ではカムチャツカ半島のつけ根に要塞線をつくる案で,永世中立なので包囲戦も関係ない為焦らないが,沿海州全てまで日本の領土にしておくと,敵は艦船ゼロからこの方面をスタートさせるので,残りの中国と南方と太平洋との三方に海軍は集中するだけで済む
日本の連合艦隊は一つで
中国の海軍はそれまでの戦争で先に無力化してあったが
西にはイギリス東洋艦隊
そして東にはアメリカ太平洋艦隊と
ロシア極東艦隊を中立条約で動かさないようにして数から外しても,何回も何回も同程度の力量の艦隊と決戦せねばならない,これを一つ端折りたくて出た案だとも思うのですが,ただしここには不凍港はウラジオストク一つしかなく,オホーツク海より南の日本海の話になる

沿海州全てを占領する力押しの労力と
その後の統治を始めとする管理コストと
艦隊一つあらかじめ無くしておけるメリットと

歴史的には済んだ話でもあるので考察のみに留めて深く考えはしないのですが,上の3点を今やるのか?については,やはり面倒くささから永世中立してる方がよいかなと,現代と歴史的な考察では多少違ってくる面でもあったりします


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No.
•対案を貰っての比較と考察

「沿海州を帯状に占領して艦隊を一つ減らすのならば」
「シベリアを面で押さえてしまえばいい」
歴史的に出来なかった暴論も

結局広いウラル山脈以東を版図上は日本の色にして貰えても,実状は今のロシアみたく,線を点と点とで補強したあとは砂漠か海かと変わらないものになる,中国にしろアメリカにしろ大陸型の国家とはそういうものですが,この広い土地に幾らでも潜伏できるのは昔からで,油田あるコーカサス地方はウラルより向こうなのでさらに重要度は低くなるが資源が必要かで
シベリアを面で押さえるか
沿海州を全体ですらなく2~5kmを帯状に全海岸線を押さえるかは
管理上かなり違ってもきます

「こんなもん開戦したらすぐに占領されてしまうだろうが」と
帯状の沿海州全ての海岸を眺めて言われてもいそうですが,占領をされる事はされるのですが,問題はこの後でも攻めてきたロシア側にはフネが一隻もない,特に大型艦はこの状態で1から沿海州で建造すると,この沿海州から日本への上陸作戦には間に合わず,当時の技術では大型艦の陸送はどの位のサイズまで可能だったか

意地悪く占領されるのを予め見越して,沿海州には基地となる港までは日本は用意してもよいが,造船所は全て破却しておき,整備などは樺太かカムチャツカ半島南岸など一気に来れない所に集約しておく,まあ不凍港ではない地域なので,海軍の話としてはあまり興味を持たれもしないのではあるのですが,商船などもロシア側は一から建造せねばならないので,やはり時間稼ぎの防御としては有効でもあったりします


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No.
•実例も国内にはありそれを対外戦の2重防衛線として応用する

この手の極端な施策としての禁止による不便さも
江戸時代には大井川や富士川には橋が無く舟も浮かべてはいけない決まりや
現代日本でも90式戦車が渡れる橋は何%だったっけ?,さらに軽量な10式戦車が渡れる橋は何%と,他国のMBTは重い90式の橋が渡れないので立て籠もり安くなってもいる
高速道路を頑丈にかつ必要な直線を確保して滑走路に流用できる設計にしてあるのとは逆の発想を,普通に今の日本社会でもやっているので,沿海州の海岸線全てから造船所を撤去する施策自体も不自然な事ではなかったりもします

そうすると2km~5kmの帯状地帯の方が基地以外に人も住ませないならば,かなり諜報関係を除く管理は簡単で,確かに占領されるのも簡単ではあるのですが
屋島の戦いでの平家みたく負けの側でも海上に艦船は逃れて
もう少し念入りに自分たちの母港を使わせないように艦砲射撃して破壊してから撤退するか
その沖合いに遊弋して敵の船を海岸に浮かばせない
敵地への上陸作戦ではなく,その為の海上への出航作戦に敵はなり,この時点で2回日本本土を守るチャンスを防衛線として設計でき,且つこれはこれで守り方の一つの新しい戦い方にもなりそうです

最初北京との戦いになった時に守りを堅めたくて中国沿岸全てを更地にして,防衛線にするとmixiにupしたのが始まりなのですが,現代社会では海上への出航作戦から大型艦の陸送または,現地での組み立て式建造船みたく,技術で幾らでもカバーはきいて,しかも中国沿岸は発展していていまさら経済利権手放してまで,やりそうな気配はなかった

ならば戦前でしかも住人のいない沿海州でならば,2重の対本土上陸に抗戦する防衛線になる,この頃の住人も漁港ですらない素朴な江戸以前の漁師みたく,大陸のこの辺りの住人は暮らしているのではと,戸籍と住所を把握してあとは民政に任せたも大丈夫な気もします,潜り込ませない無人地帯が基本なので,集住は勧めるのと愛着ある今の土地も無人のままではあるので,所有権とかは安堵してあげて祭祀やお墓参りなどには,積極的に付いていってあげたらとも,日本人行政官としてもその際に周りをチェックすることが可能になるので

No.158

レガシー軍事論

戦略的なもの6
No.158
•技術力とは別に人数がいない(上)
試作機の勉強をしていて気がついたのですが,長距離偵察機を1941年には企画していながら
重爆撃機とのセットにコンセプトがなり,結局どちらも1つの機体に詰め込んで完成させる,すると1945年にまでズレ込み,そのまま終戦を迎えてしまった,陸軍は毎年主力戦闘機を開発して戦場に送っていたほどなのに,一つ横の兵種になると間に合わなかったという,呆れるほどの悔しい結果にもなっていたりします

戦争後半から登場した艦上機もそうでしたが,こちらはリソースの節約と母艦上での運用を規格化,そして開発スピードをあげる,これが狙いだったのですが,41年に長距離偵察機のみとして設計から量産まで移行し,同じように重爆撃機もそれのみとして設計から量産まで移行していたら,どちらも1943年頃には完成して前線に貢献していたかも知れません

ただし当時の日本技術陣や軍首脳部を擁護すると,ゼロ戦でもそうですが完成させて量産して実戦に向かう,すると戦地から様々な弱点のフィードバックや改良の要望が,次々に舞い込み設計者は次の機体に向かうよりも忙しくなり,基本的には1つの戦闘機に張りつけになってしまう

No.159

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No.159
•技術力とは別に人数がいない(下)
すると日本にはただでさえ技術者は少ないので,開発スピードを上げようとすると,次々と違う要求を盛り込まないと張りつけになる技師は,一つ機体を開発して前線に送るたびに残りは少なくなってしまう,もちろん有名な設計者は歴史的にも何機も何機も色々と開発に邁進はしていますが,チームを組んでお弟子さんと共に幾つもプロジェクトをこなしていくと,さすがに3つ目や4つ目になると,チームのメンバーに務まる人材がいなくなり,カタログ的な情報ではどの機体も次々と産み出して八面六臂の活躍でも,ゼロ戦ですら堀越二郎が全てを把握している訳ではないので,お弟子の方が仕事をこなせない,日本全体での開発スピードは特に新規なものに関しては限界になってしまう

当時はコンピューターCADや計算機すらないのですから,一つ兵装を変えたら,どこの数値がズレたか分かったものではなく,それを他人が引き継いで機体全体のディテールを調整しなくてはならない,産みの親の当てずっぽうな勘のみが最短のスピードでそれをこなす,量産してからの方が設計者は仕事が多くなっていたのではとも思えるので
国の規模の
そして産業の規模の小さな日本は苦労もしたのではないかと

「燃料が勿体ないだろ2機も必要ならば」との意見には
「そもそも飛ぶ機体が一つにまとめる混乱で完成しないなら燃料も何もないだろ」とも
戦場ではオールインワンで対空対艦対潜兵装を持っていないと×な現場と違う
技術論というか
機体というよりも組織全体での設計思想か
開発スピードから部隊運用までのリソース配分の話になるのですが,新兵器が戦局を左右したのならば,もう少し文章は整理整頓して知識としてしまいたいと予定しています

No.160

レガシー軍事論

戦略的なもの7
No.160
•真似されるからで隠す方が得か?(上)’
基本的に相手が勝った戦争の話で,僕が書いている工夫なども殆どが守勢に回った際のもの,つまり攻めているアメリカには「要らない」もの
それを隠して無い状態の日本と
要らないならガンガン作れと発奮した日本と
どちらがアメリカは苦労するか

負けた戦が勝ちになる事もない,ただ先達に華を持たせて鎮魂と慰霊に使うのみ,そしてアメリカが真似して活用出来るのは,史実以上に前線を押し込んで
早くてもオーストラリア本土か
その先のハワイかアメリカ西海岸かここでようやく作り始める
おそらくオーストラリアではまだ自分のやり方で,オーソドックスな新兵器を生産力と開発力に任せて量産するはず,あちらでもエジソンはかなり,戦争に夢中になって色々とアイデアを発表していたみたいですが

この段階(西海岸辺りからか)になってならば,色々と日本みたいにユニークさに走っても,講和を持ち込めば済むだろう?と,そう困りはしない,それでいて真似されても構わず皆が知っていたら,日本側が押される戦局でも,なかなかな善戦の可能性を見せてこれを手土産に,鎮魂と慰霊にも清々しく臨める,この押されない状態で現代社会の国際競争に勝ち,それによる富と物品をアメリカを凌駕するほどお焚きあげし尽くすのが,このcrayonでのコンテンツを頭に入れてからの,現代人の仕事であり,戦争中の先達への供養にもなる,その元手になる知識を隠してそれすら出来ないでは,また「神主をやったか」と叱られてしまいます

No.161

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No.161
•真似されるからで隠す方が得か?(下)’
単純に隠す隠さない
真似される真似されないではない
しかもマネはされても向こうには引き分けで済む講和も選択肢にあって出番はなく
互いに使えば知識として活用する此方は押されなくなる
状況として一方的に使えるのですから最大限に活用する方を,皆に周知する事なども含めて徹底する

現実的に攻めきる事は不可能で,これを目標にするから手前のイーブンという勝ちすら手に出来なくなる,お互いに「どこで」使うものなのかを考えると,守勢に使うものに関しては
暗器の効能もナシではないのは確かですが
現場の運用のみに絞って,あとは堂々と公表して周知しておいた方が
国力でまだまだ劣る日本の下段の構えを活用した勝ち方としては,より楽にそして確実にミリタリーですら外圧を撥ね返して,国力を蓄え続ける事が可能になると思います

その他

No.162

レガシー軍事論

その他1
No.162
日本にはいなかったが勉強になるもの

•東方大隊が200大隊
_(以前Wikipediaのドイツ軍戦死者は280万人と,半分の戦線140万にロシアが1400万人という勝ってるのに10倍の戦死をつぎ込んだ,大祖国戦争の話をmixiに書いた時には載っていた,でも今見たら400万人になっていた,同じようにロシア戦線にも「西方大隊」とかいたのか,ドイツ人ではない占領中の他国から兵隊を募った部隊みたいで,言葉も通じないから,東欧から徴収したらソビエトではなくイギリス戦に送り離反の確率は減らしていた,ちょっとこの部隊の人数を足したのかは確認はとれないのですが,いきなり戦死者が増えていたのは他国人は計算に入れていないなどの,統計上の定義か何かかなと思ったので,予測をメモ程度にupして後日確認する機会があればとも)

そして🎌の敢闘ぶりにレガシー軍事論を足せば悲願の対米戦争勝利を,シュミレーションから霊での戦いまで成し遂げれるかと,煽りに煽る向きもありますが,いかに当時の生産設備や技術力などのリソースに改変を加えないで,コンセプトの変化で成した工夫でも日本側がここまでやれたのなら,アメリカ側だって同じ事をする,勝ったのはあちらだという事を忘れずに,イデオロギーやシュプレヒコールの近い分野でもあるので,なかなか方向転換がきかず,今までも被害甚大だと聞いています,

健闘度はさらに手強く見せれる自信もありますがそれはこれからも変わらないと戒め,鎮魂と慰霊のために先達への手向けとして,お経や献花と共に捧げるにとどめる,あと勝てないと割り切ったら必勝の軍事機密扱いにはならず,皆に広く座学の知識として素直に伝えれるもの,その方が案外アメリカは間接的に現代での各分野で日本相手に手こずるかも知れません

No.163

レガシー軍事論

その他2
No.163
書きかけの文章ですが

•これ何?
海軍休日時代に16インチ砲つまり40cm砲を搭載した列強各国の戦艦7隻は世界七大戦艦(ビッグセブン)と謳われた
長門陸奥の41cm連装砲 4基の主砲はその現れだが
50口径14cm単装砲の副砲が20基(←!)もある
魚雷発射管は8

•秋山支隊
沙河の戦いの後に長期対陣を互いにする事になるのだが
ここで素早く寡兵で広がってロシアより先に到着して陣地を作れていたか
これだと戦略的な機動力の話になる
戦果として日本騎兵隊の花形になればとも考えたが先に史実を確認してから
まだ情報がWebに出てこないので

騎兵第一旅団は第二軍の一部隊として作戦行動を行ったが
黒溝台会戦ではロシア軍得意の大規模な冬攻勢であったにもかかわらず
世界最強といわれたコサック騎兵10万の縦横無尽な猛攻撃を
わずか8千の兵で凌ぎ日露戦争の勝利に大きく寄与した
降りて戦う騎兵隊と有名になったが実はロシア側にも同じ兵種の竜騎兵は3隊いたし
それどころかタコツボに馬を入れて保護したくらいの陣地戦をしている
「降りて戦う」の他に8000で守り切るには何かあったのか
少数ながらも騎砲兵と牽架機関銃が配備され秋山少将の戦上手とあいまって
絶大な威力を発揮することが出来た混成戦闘集団であったといえるだろう


•兵補の話は昔書いた
•夜中に戦車戦はしていなかったか

•忍者が病院船で仮装巡洋艦しているが叱られただけ?
ルメイ将軍が3000mにB29の爆撃高度を変えた話が載っていた文庫本に
近づいて旗を降ろして攻撃しあっさり返り討ちにあったと
検索してみたら偽装病院船として輸送任務の話ばかりで
武装していたら航空機ですぐにバレる
もし事実ならば一発芸で勢いを止めろとか
1943年以降のどの段階でだったかな
ならば国際法で第一次大戦後は禁止されている仮装巡洋艦でいいかと
日本はあまり使った経験がないので忍者にやっておけと
話としては上手く出来ているが史実かは後で確認してみますね

No.164

以上。